JR大糸線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年10月〜12月期のJR大糸線 (松本駅北小谷駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.2万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +28.5%( +12.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 85 件(1年前(2020年)に比べて +18.1%( +13件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 27.5年(昨年 26.0年から +5.9 %増)。平均土地面積は 142.3 坪 (昨年 152.2 坪から -6.5 %減)。平均建物面積は 61.3 坪 (昨年 45.4 坪から +35.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 13 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。中萱駅南豊科駅豊科駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは飯森駅で昨年に比べ +341.2 %、坪単価は 117 万円/坪となった。

上位 2 駅(飯森駅信濃松川駅)は +279.1 %(坪単価 +50.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(信濃木崎駅一日市場駅)は -73.9 %(坪単価 -71.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 31.2 分 → 2021年 23.3 分、-25.3 %と大きく減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.6 % → 2021年 5.1 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.8 % → 2021年 7.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.8 % → 2021年 29.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった飯森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +341.2%( +90.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった南神城駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +148.5%( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR大糸線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR大糸線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
松本駅61.0万/坪
(30.0年/109坪)
55.6万/坪
(25.8年/98.3坪)
52.6万/坪
(34.3年/81.9坪)
北松本駅112万/坪
(15.3年/74.1坪)
38.3万/坪
(36.0年/85.6坪)
61.1万/坪
(32.8年/104坪)
島内駅0.9万/坪
(51.8年/191坪)
--
島高松駅33.6万/坪
(29.8年/234坪)
40.7万/坪
(27.8年/299坪)
-
梓橋駅69.3万/坪
(29.3年/160坪)
31.5万/坪
(17.8年/75.6坪)
-
一日市場駅39.9万/坪
(21.8年/118坪)
100万/坪
(8.3年/65.4坪)
73.7万/坪
(11.8年/77.1坪)
中萱駅108万/坪
(-0.25年/93.8坪)
70.6万/坪
(8.3年/90.8坪)
30.4万/坪
(20.4年/65.0坪)
南豊科駅40.3万/坪
(30.2年/183坪)
23.3万/坪
(35.1年/204坪)
53.3万/坪
(9.8年/81.7坪)
豊科駅73.9万/坪
(27.8年/217坪)
46.0万/坪
(28.4年/101坪)
57.5万/坪
(17.6年/79.3坪)
柏矢町駅73.1万/坪
(15.4年/132坪)
23.4万/坪
(32.3年/278坪)
3.3万/坪
(22.8年/186坪)
穂高駅24.9万/坪
(38.1年/157坪)
40.3万/坪
(17.4年/141坪)
28.0万/坪
(37.0年/181坪)
有明駅31.2万/坪
(22.4年/165坪)
48.7万/坪
(15.8年/236坪)
24.2万/坪
(28.6年/240坪)
安曇追分駅34.7万/坪
(27.4年/208坪)
34.7万/坪
(30.1年/205坪)
13.1万/坪
(42.4年/129坪)
細野駅33.1万/坪
(37.8年/200坪)
--
北細野駅45.2万/坪
(5.8年/99.8坪)
44.9万/坪
(11.8年/99.8坪)
30.5万/坪
(45.8年/90.8坪)
信濃松川駅16.0万/坪
(37.8年/109坪)
5.1万/坪
(49.8年/182坪)
22.2万/坪
(36.8年/118坪)
安曇沓掛駅-81.1万/坪
(-0.25年/166坪)
-
信濃常盤駅-45.2万/坪
(19.8年/151坪)
-
南大町駅-24.4万/坪
(22.8年/96.8坪)
-
信濃大町駅-5.2万/坪
(24.8年/75.6坪)
30.2万/坪
(46.8年/303坪)
北大町駅-16.1万/坪
(28.1年/484坪)
6.8万/坪
(52.8年/55.5坪)
信濃木崎駅11.8万/坪
(51.3年/99.8坪)
94.8万/坪
(6.8年/333坪)
-
稲尾駅---
海ノ口駅---
簗場駅15.3万/坪
(34.8年/72.6坪)
--
南神城駅-
神城駅--2.5万/坪
(51.8年/132坪)
飯森駅117万/坪
(4.8年/124坪)
26.4万/坪
(19.8年/157坪)
16.1万/坪
(29.8年/175坪)
白馬駅79.2万/坪
(19.0年/233坪)
37.2万/坪
(47.5年/297坪)
54.7万/坪
(31.8年/193坪)
信濃森上駅3.5万/坪
(43.8年/117坪)
-16.5万/坪
(37.1年/236坪)
白馬大池駅---
千国駅--7.1万/坪
(45.8年/484坪)
南小谷駅---
中土駅---
北小谷駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

飯森駅116.7 万/坪(昨年同期比 +341.2 %)

飯森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +341.2%( +90.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 4.8年(昨年 19.8年から -75.9 %減)。平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 157.3 坪から -21.2 %減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 45.4 坪から -43.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 19.8 年 → 2021年 4.8 年、-75.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2020年 29.0 分 → 2021年 24.0 分、-17.2 %と減少)

信濃松川駅16.0 万/坪(昨年同期比 +217.0 %)

信濃松川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.0万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +217.0%( +11.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 37.8年(昨年 49.8年から -24.1 %減)。平均土地面積は 108.9 坪 (昨年 181.5 坪から -40.0 %減)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 51.4 坪から -2.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 49.8 年 → 2021年 37.8 年、-24.1 %と大きく減少)

信濃木崎駅11.8 万/坪(昨年同期比 -87.6 %)

信濃木崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -87.6%( -83.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 51.3年(昨年 6.8年から +658.8 %増)。平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 332.8 坪から -70.0 %減)。平均建物面積は 67.3 坪 (昨年 4.5 坪から +1383.3 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 30.0 分 → 2021年 7.5 分、-75.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 6.8 年 → 2021年 51.3 年、+658.8 %と大きく増加)

一日市場駅39.9 万/坪(昨年同期比 -60.3 %)

一日市場駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.9万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -60.3%( -60.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.8年(昨年 8.3年から +163.5 %増)。平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 65.4 坪から +80.3 %増)。平均建物面積は 87.7 坪 (昨年 34.0 坪から +157.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 8.3 年 → 2021年 21.8 年、+163.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2020年 12.2 分 → 2021年 14.0 分、+14.3 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

ウチノカチの安心・安全への取り組み

国土交通省 ウチノカチは、国土交通省 土地鑑定委員会の取引情報提供制度により収集された最新の不動産取引データに基づく相場情報を提供します。
個人情報保護に留意 ウチノカチは、誰もが安心して不動産取引を行えるように、個人情報保護に留意しながら品質の高い不動産価格情報の提供に取り組みます。
情報の信頼性 ウチノカチは、情報の信頼性を高め、ユーザのみなさまに安心して土地相場をお調べいただけるよう、様々な取組みを行なっています。

メディアへの掲載について

『ウチノカチ』は、全国の様々なエリア、駅周辺の不動産相場をお調べいただける『不動産の価格相場』に関する国内最大規模の無料のウェブサービスです。 ウチノカチにおける不動産価格情報は、国土交通省の最新の土地総合情報システムのデータに基づき算定しています。

本ウェブサービスは、不動産の売買、賃貸だけでなく、相続、譲渡などの際に不動産相場を身近に感じて頂き、広く活用いただくことを目的としています。 弊社では、新聞、雑誌、ウェブメディア等の様々なメディアの各種記事において活用できる各種不動産情報の提供を積極的に行っております。 提供可能な不動産情報の内容、提供条件等についてはお気軽に『お問い合わせフォーム』からお問い合わせください。

運営会社

運営会社 ウチノカチ
ウチノカチ 全国25万地点、2万以上の沿線・駅周辺のマンション、住宅、土地および賃貸物件の価格相場・価格推移、家賃相場・家賃推移を提供する不動産メディア
トチノカチ 国土交通省の地価公示に基づき、全国1万のエリア・駅周辺の公示地価、路線価(相続税評価額)、固定資産税評価額を提供する不動産メディア
所在地 東京都千代田区九段南1-5-6
電話番号 050-5899-8351
(※お問い合わせフォームからお問い合わせください)
サービス開始 2014年11月
ミッション 過去のマンション、土地、住宅の取引情報に基づき、日本中あらゆる地点の不動産価値を見える化し、ユーザーへ適切に提供すること