JR大糸線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR大糸線 (松本駅北小谷駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.1万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +7.7%( +4.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 87 件(1年前(2018年)に比べて +58.2%( +32件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 24.3年(昨年 23.1年から +5.2 %増)。平均土地面積は 121.4 坪 (昨年 109.6 坪から +10.7 %増)。平均建物面積は 54.7 坪 (昨年 53.5 坪から +2.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。島内駅中萱駅南豊科駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは一日市場駅で昨年に比べ +240.9 %、坪単価は 170 万円/坪となった。

上位 2 駅(一日市場駅穂高駅)は +195.1 %(坪単価 +78.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(北大町駅安曇追分駅)は -52.0 %(坪単価 -15.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 43.8 % → 2019年 30.1 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.6 % → 2019年 6.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.8 % → 2019年 30.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 29.2 % → 2019年 21.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった一日市場駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 170万円/坪(51.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +240.9%( +119.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった北大町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.1万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -52.3%( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR大糸線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR大糸線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
松本駅59.5万/坪
(19.7年/55.7坪)
64.4万/坪
(24.5年/66.8坪)
61.0万/坪
(20.3年/88.1坪)
北松本駅63.6万/坪
(21.2年/57.9坪)
74.4万/坪
(27.0年/56.5坪)
40.3万/坪
(34.0年/141坪)
島内駅95.1万/坪
(14.2年/118坪)
77.6万/坪
(10.2年/58.7坪)
-
島高松駅---
梓橋駅--71.3万/坪
(15.5年/155坪)
一日市場駅170万/坪
(25.0年/200坪)
49.8万/坪
(18.5年/72.6坪)
101万/坪
(0年/60.5坪)
中萱駅48.7万/坪
(20.3年/176坪)
37.8万/坪
(17.0年/63.5坪)
34.7万/坪
(35.0年/238坪)
南豊科駅37.1万/坪
(25.3年/164坪)
23.1万/坪
(34.5年/93.8坪)
77.6万/坪
(0年/99.8坪)
豊科駅52.1万/坪
(12.0年/96.8坪)
62.1万/坪
(12.0年/135坪)
81.0万/坪
(27.0年/103坪)
柏矢町駅42.5万/坪
(26.9年/214坪)
48.5万/坪
(22.5年/147坪)
40.5万/坪
(32.5年/87.7坪)
穂高駅62.3万/坪
(18.2年/109坪)
25.0万/坪
(30.0年/53.9坪)
39.0万/坪
(26.0年/157坪)
有明駅34.9万/坪
(40.0年/151坪)
33.5万/坪
(28.5年/257坪)
43.0万/坪
(32.0年/121坪)
安曇追分駅19.8万/坪
(33.0年/178坪)
40.9万/坪
(22.6年/140坪)
34.3万/坪
(17.0年/141坪)
細野駅54.6万/坪
(21.0年/303坪)
--
北細野駅---
信濃松川駅29.3万/坪
(30.7年/82.6坪)
28.0万/坪
(41.0年/233坪)
18.5万/坪
(35.0年/103坪)
安曇沓掛駅--13.8万/坪
(6.0年/424坪)
信濃常盤駅8.8万/坪
(0年/290坪)
--
南大町駅24.0万/坪
(51.0年/216坪)
-14.3万/坪
(35.0年/133坪)
信濃大町駅20.4万/坪
(28.4年/93.8坪)
-12.1万/坪
(34.0年/230坪)
北大町駅8.1万/坪
(39.0年/199坪)
17.0万/坪
(35.5年/278坪)
11.6万/坪
(40.0年/224坪)
信濃木崎駅6.9万/坪
(24.7年/66.6坪)
-9.4万/坪
(10.0年/109坪)
稲尾駅---
海ノ口駅---
簗場駅---
南神城駅---
神城駅--
飯森駅-66.1万/坪
(44.0年/212坪)
-
白馬駅-28.4万/坪
(27.0年/101坪)
-
信濃森上駅-2.8万/坪
(53.0年/63.5坪)
-
白馬大池駅--
千国駅--19.8万/坪
(29.0年/209坪)
南小谷駅---
中土駅---
北小谷駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

一日市場駅169.7 万/坪(昨年同期比 +240.9 %)

一日市場駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 170万円/坪(51.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +240.9%( +119.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.0年(昨年 18.5年から +35.1 %増)。平均土地面積は 199.7 坪 (昨年 72.6 坪から +175.0 %増)。平均建物面積は 60.2 坪 (昨年 31.0 坪から +94.3 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 18.5 年 → 2019年 25.0 年、+35.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 23.0 分 → 2019年 36.3 分、+58.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 20.0 %)

穂高駅62.3 万/坪(昨年同期比 +149.2 %)

穂高駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.3万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +149.2%( +37.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.2年(昨年 30.0年から -39.5 %減)。平均土地面積は 109.1 坪 (昨年 53.9 坪から +102.2 %増)。平均建物面積は 29.1 坪 (昨年 41.6 坪から -30.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 30.0 年 → 2019年 18.2 年、-39.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 28.6 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 23.0 分 → 2019年 32.4 分、+40.8 %と大きく増加)

北大町駅8.1 万/坪(昨年同期比 -52.3 %)

北大町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.1万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -52.3%( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 39.0年(昨年 35.5年から +9.9 %増)。平均土地面積は 199.1 坪 (昨年 278.3 坪から -28.4 %減)。平均建物面積は 101.8 坪 (昨年 43.1 坪から +136.3 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 66.7 %)

安曇追分駅19.8 万/坪(昨年同期比 -51.6 %)

安曇追分駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -51.6%( -21.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 33.0年(昨年 22.6年から +46.0 %増)。平均土地面積は 178.5 坪 (昨年 140.4 坪から +27.2 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 34.5 坪から +36.0 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 80.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 22.6 年 → 2019年 33.0 年、+46.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

ウチノカチの安心・安全への取り組み

国土交通省 ウチノカチは、国土交通省 土地鑑定委員会の取引情報提供制度により収集された最新の不動産取引データに基づく相場情報を提供します。
個人情報保護に留意 ウチノカチは、誰もが安心して不動産取引を行えるように、個人情報保護に留意しながら品質の高い不動産価格情報の提供に取り組みます。
情報の信頼性 ウチノカチは、情報の信頼性を高め、ユーザのみなさまに安心して土地相場をお調べいただけるよう、様々な取組みを行なっています。

メディアへの掲載について

『ウチノカチ』は、全国の様々なエリア、駅周辺の不動産相場をお調べいただける『不動産の価格相場』に関する国内最大規模の無料のウェブサービスです。 ウチノカチにおける不動産価格情報は、国土交通省の最新の土地総合情報システムのデータに基づき算定しています。

本ウェブサービスは、不動産の売買、賃貸だけでなく、相続、譲渡などの際に不動産相場を身近に感じて頂き、広く活用いただくことを目的としています。 弊社では、新聞、雑誌、ウェブメディア等の様々なメディアの各種記事において活用できる各種不動産情報の提供を積極的に行っております。 提供可能な不動産情報の内容、提供条件等についてはお気軽に『お問い合わせフォーム』からお問い合わせください。

運営会社

運営会社 ウチノカチ
ウチノカチ 全国25万地点、2万以上の沿線・駅周辺のマンション、住宅、土地および賃貸物件の価格相場・価格推移、家賃相場・家賃推移を提供する不動産メディア
トチノカチ 国土交通省の地価公示に基づき、全国1万のエリア・駅周辺の公示地価、路線価(相続税評価額)、固定資産税評価額を提供する不動産メディア
所在地 東京都千代田区九段南1-5-6
電話番号 050-5899-8351
(※お問い合わせフォームからお問い合わせください)
サービス開始 2014年11月
ミッション 過去のマンション、土地、住宅の取引情報に基づき、日本中あらゆる地点の不動産価値を見える化し、ユーザーへ適切に提供すること