JR中央本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期のJR中央本線 (信濃境駅田立駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.6万円/坪(10.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +6.2%( +2.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 55 件(1年前(2018年)に比べて +5.8%( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 31.4年(昨年 28.8年から +8.8 %増)。平均土地面積は 157.4 坪 (昨年 130.5 坪から +20.6 %増)。平均建物面積は 45.0 坪 (昨年 49.2 坪から -8.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。塩尻駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは木曽福島駅で昨年に比べ +550.0 %、坪単価は 13.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(木曽福島駅富士見駅)は +436.4 %(坪単価 +38.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(上諏訪駅茅野駅)は -34.9 %(坪単価 -18.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 51.3 % → 2019年 45.8 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.6 % → 2019年 31.2 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 12.8 % → 2019年 2.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった富士見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.4万円/坪(25.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +322.7%( +65.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった木曽福島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.1万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +550.0%( +11.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

JR中央本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR中央本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
信濃境駅31.5万/坪
(31.5年/239坪)
34.5万/坪
(35.0年/184坪)
-
富士見駅85.4万/坪
(38.5年/575坪)
20.2万/坪
(32.5年/124坪)
28.7万/坪
(23.7年/256坪)
すずらんの里駅--63.5万/坪
(15.5年/363坪)
青柳駅---
茅野駅32.9万/坪
(31.1年/229坪)
40.0万/坪
(23.0年/177坪)
39.6万/坪
(25.4年/170坪)
上諏訪駅26.9万/坪
(36.9年/67.8坪)
56.1万/坪
(11.7年/114坪)
58.6万/坪
(29.5年/63.8坪)
下諏訪駅39.8万/坪
(28.1年/88.6坪)
13.0万/坪
(34.5年/85.7坪)
50.3万/坪
(37.3年/120坪)
岡谷駅48.7万/坪
(45.5年/162坪)
20.4万/坪
(37.9年/135坪)
53.8万/坪
(19.0年/68.1坪)
みどり湖駅37.1万/坪
(24.0年/77.9坪)
34.1万/坪
(40.5年/36.3坪)
4.3万/坪
(38.5年/333坪)
塩尻駅56.3万/坪
(17.5年/106坪)
41.5万/坪
(28.2年/104坪)
80.6万/坪
(15.0年/92.5坪)
洗馬駅-9.9万/坪
(41.5年/69.6坪)
65.0万/坪
(-0.50年/95.3坪)
日出塩駅---
贄川駅---
木曽平沢駅---
奈良井駅---
藪原駅-11.6万/坪
(40.5年/103坪)
-
宮ノ越駅---
原野駅--6.0万/坪
(33.5年/99.8坪)
木曽福島駅13.1万/坪
(31.0年/198坪)
2.0万/坪
(47.5年/157坪)
11.1万/坪
(35.5年/203坪)
上松駅5.5万/坪
(26.5年/54.5坪)
--
倉本駅---
須原駅29.2万/坪
(42.5年/393坪)
--
大桑駅---
野尻駅---
十二兼駅---
南木曽駅10.0万/坪
(46.5年/328坪)
-2.6万/坪
(0年/31.8坪)
田立駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

木曽福島駅13.1 万/坪(昨年同期比 +550.0 %)

木曽福島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.1万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +550.0%( +11.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 31.0年(昨年 47.5年から -34.7 %減)。平均土地面積は 198.1 坪 (昨年 156.5 坪から +26.6 %増)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 32.5 坪から -9.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 47.5 年 → 2019年 31.0 年、-34.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 66.0 分 → 2019年 120.0 分、+81.8 %と大きく増加)

富士見駅85.4 万/坪(昨年同期比 +322.7 %)

富士見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.4万円/坪(25.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +322.7%( +65.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 38.5年(昨年 32.5年から +18.5 %増)。平均土地面積は 574.8 坪 (昨年 124.0 坪から +363.4 %増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 54.5 坪から -33.3 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 32.5 年 → 2019年 38.5 年、+18.5 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.5 分 → 2019年 75.0 分、+1566.7 %と大きく増加)

上諏訪駅26.9 万/坪(昨年同期比 -52.0 %)

上諏訪駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.9万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -52.0%( -29.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 36.9年(昨年 11.7年から +214.8 %増)。平均土地面積は 67.8 坪 (昨年 113.7 坪から -40.4 %減)。平均建物面積は 45.1 坪 (昨年 32.8 坪から +37.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 60.0 分 → 2019年 25.0 分、-58.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 11.7 年 → 2019年 36.9 年、+214.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 50.0 %)

茅野駅32.9 万/坪(昨年同期比 -17.8 %)

茅野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.9万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -17.8%( -7.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて -8.3%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 31.1年(昨年 23.0年から +35.5 %増)。平均土地面積は 229.4 坪 (昨年 177.0 坪から +29.6 %増)。平均建物面積は 39.9 坪 (昨年 44.2 坪から -9.8 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 55.6 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 23.0 年 → 2019年 31.1 年、+35.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 60.1 分 → 2019年 78.5 分、+30.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 30.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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