北陸新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期の北陸新幹線 (飯山駅軽井沢駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.9万円/坪(19.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +2.5%( +1.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 263 件(1年前(2019年)に比べて +22.3%( +48件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 26.2年(昨年 25.9年から +1.3 %増)。平均土地面積は 131.6 坪 (昨年 128.6 坪から +2.3 %増)。平均建物面積は 49.1 坪 (昨年 49.2 坪から -0.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。軽井沢駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは飯山駅で昨年に比べ +135.6 %、坪単価は 12.1 万円/坪となった。

上位 1 駅(飯山駅)は +135.6 %(坪単価 +7.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(佐久平駅)は -13.3 %(坪単価 -10.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 14.7 % → 2020年 20.2 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 44.7 % → 2020年 38.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 22.1 % → 2020年 27.5 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 2.1 % → 2020年 1.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった軽井沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 120万円/坪(36.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +10.0%( +10.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 60 件(1年前(2019年)に比べて +62.2%( +23件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった飯山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +135.6%( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2019年)に比べて +260.0%( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。

北陸新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
北陸新幹線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
飯山駅12.1万/坪
(39.0年/127坪)
5.1万/坪
(32.2年/231坪)
16.1万/坪
(34.6年/201坪)
長野駅55.4万/坪
(25.2年/94.8坪)
59.9万/坪
(24.4年/100坪)
59.2万/坪
(22.0年/112坪)
上田駅44.3万/坪
(27.0年/110坪)
44.8万/坪
(28.8年/115坪)
45.5万/坪
(24.8年/110坪)
佐久平駅70.5万/坪
(16.6年/104坪)
81.3万/坪
(15.9年/141坪)
60.0万/坪
(14.3年/114坪)
軽井沢駅120万/坪
(26.4年/230坪)
109万/坪
(27.2年/205坪)
110万/坪
(27.8年/212坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

飯山駅12.1 万/坪(昨年同期比 +135.6 %)

飯山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +135.6%( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2019年)に比べて +260.0%( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 39.0年(昨年 32.2年から +20.9 %増)。平均土地面積は 127.3 坪 (昨年 230.5 坪から -44.8 %減)。平均建物面積は 48.2 坪 (昨年 46.0 坪から +4.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 59.6 分 → 2020年 39.6 分、-33.6 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 75.0 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 32.2 年 → 2020年 39.0 年、+20.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 50.0 %)

佐久平駅70.5 万/坪(昨年同期比 -13.3 %)

佐久平駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.5万円/坪(21.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -13.3%( -10.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 21 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.6年(昨年 15.9年から +4.7 %増)。平均土地面積は 104.4 坪 (昨年 140.7 坪から -25.8 %減)。平均建物面積は 47.0 坪 (昨年 38.9 坪から +20.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 56.5 分 → 2020年 33.5 分、-40.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 27.3 % → 2020年 44.4 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 18.2 % → 2020年 16.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 9.1 % → 2020年 27.8 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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