長野電鉄長野線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期の長野電鉄長野線 (長野駅湯田中駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.0万円/坪(18.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +22.4%( +11.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 58 件(1年前(2018年)に比べて -40.2%( -39件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.5年(昨年 24.9年から +2.4 %増)。平均土地面積は 109.5 坪 (昨年 105.8 坪から +3.4 %増)。平均建物面積は 69.1 坪 (昨年 60.7 坪から +13.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。長野駅朝陽駅附属中学前駅湯田中駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは本郷駅で昨年に比べ +325.1 %、坪単価は 284 万円/坪となった。

上位 2 駅(本郷駅北須坂駅)は +276.8 %(坪単価 +127.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(中野松川駅柳原駅)は -65.2 %(坪単価 -26.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 22.6 % → 2019年 18.2 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 29.3 分 → 2019年 34.5 分、+18.0 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 38.1 % → 2019年 47.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 21.4 % → 2019年 12.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった本郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 284万円/坪(85.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +325.1%( +217.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった中野松川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -88.4%( -27.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

長野電鉄長野線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
長野電鉄長野線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
長野駅61.2万/坪
(29.2年/136坪)
45.4万/坪
(25.4年/126坪)
63.3万/坪
(20.6年/78.4坪)
市役所前駅---
権堂駅-6.1万/坪
(54.8年/13.6坪)
172万/坪
(0年/54.5坪)
善光寺下駅-61.0万/坪
(38.3年/66.9坪)
20.5万/坪
(0年/111坪)
本郷駅284万/坪
(22.8年/136坪)
66.8万/坪
(36.3年/67.3坪)
47.5万/坪
(25.8年/49.5坪)
桐原駅30.4万/坪
(27.8年/99.8坪)
42.2万/坪
(34.9年/67.6坪)
71.8万/坪
(0.8年/97.6坪)
信濃吉田駅74.6万/坪
(10.1年/61.5坪)
92.6万/坪
(0.6年/46.6坪)
61.7万/坪
(18.9年/80.0坪)
朝陽駅87.6万/坪
(15.1年/53.4坪)
62.7万/坪
(14.3年/61.3坪)
37.8万/坪
(32.3年/60.5坪)
附属中学前駅45.1万/坪
(18.8年/43.9坪)
26.1万/坪
(39.8年/63.5坪)
33.1万/坪
(37.8年/81.7坪)
柳原駅35.8万/坪
(39.8年/46.9坪)
61.7万/坪
(23.8年/57.5坪)
-
村山駅--14.3万/坪
(40.8年/87.7坪)
日野駅89.3万/坪
(1.8年/63.5坪)
--
須坂駅41.5万/坪
(23.2年/103坪)
55.5万/坪
(16.3年/103坪)
34.1万/坪
(19.7年/116坪)
北須坂駅53.4万/坪
(21.8年/156坪)
16.3万/坪
(39.8年/140坪)
61.2万/坪
(0年/24.2坪)
小布施駅-86.5万/坪
(-0.25年/79.4坪)
13.6万/坪
(46.8年/48.4坪)
都住駅--24.6万/坪
(31.8年/545坪)
桜沢駅---
延徳駅--73.7万/坪
(0.8年/96.8坪)
信州中野駅60.6万/坪
(20.5年/115坪)
22.4万/坪
(29.8年/189坪)
56.6万/坪
(18.6年/79.2坪)
中野松川駅3.6万/坪
(54.8年/25.7坪)
31.0万/坪
(34.8年/82.7坪)
-
信濃竹原駅---
夜間瀬駅---
上条駅---
湯田中駅15.4万/坪
(50.8年/99.8坪)
9.6万/坪
(53.8年/197坪)
11.9万/坪
(62.8年/77.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

本郷駅283.9 万/坪(昨年同期比 +325.1 %)

本郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 284万円/坪(85.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +325.1%( +217.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.8年(昨年 36.3年から -37.2 %減)。平均土地面積は 136.1 坪 (昨年 67.3 坪から +102.2 %増)。平均建物面積は 257.1 坪 (昨年 32.1 坪から +700.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 36.3 年 → 2019年 22.8 年、-37.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 18.5 分 → 2019年 0.0 分、-100.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 100.0 %)

北須坂駅53.4 万/坪(昨年同期比 +228.6 %)

北須坂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.4万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +228.6%( +37.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.8年(昨年 39.8年から -45.3 %減)。平均土地面積は 155.8 坪 (昨年 139.8 坪から +11.5 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 63.5 坪から -47.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 39.8 年 → 2019年 21.8 年、-45.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 20.0 分 → 2019年 44.5 分、+122.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)

中野松川駅3.6 万/坪(昨年同期比 -88.4 %)

中野松川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -88.4%( -27.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 54.8年(昨年 34.8年から +57.5 %増)。平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 82.7 坪から -68.9 %減)。平均建物面積は 16.6 坪 (昨年 43.4 坪から -61.6 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 34.8 年 → 2019年 54.8 年、+57.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 8.3 分 → 2019年 10.0 分、+20.0 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 100.0 %)

柳原駅35.8 万/坪(昨年同期比 -42.0 %)

柳原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.8万円/坪(10.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -42.0%( -25.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 39.8年(昨年 23.8年から +67.3 %増)。平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 57.5 坪から -18.4 %減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 22.7 坪から +13.3 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 23.8 年 → 2019年 39.8 年、+67.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.0 分 → 2019年 20.0 分、+300.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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