中古一戸建て相場の概況
2019年7月〜9月期のJR大村線 (早岐駅~諫早駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.3万円/坪(16.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -11.7%( -7.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 47 件(1年前(2018年)に比べて -9.6%( -5件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 23.5年(昨年 19.2年から +22.4 %増)。平均土地面積は 83.7 坪 (昨年 89.1 坪から -6.0 %減)。平均建物面積は 37.9 坪 (昨年 51.5 坪から -26.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。諏訪駅、岩松駅、諫早駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは川棚駅で昨年に比べ +283.2 %、坪単価は 37.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(川棚駅、松原駅)は +237.2 %(坪単価 +28.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(竹松駅、早岐駅)は -31.4 %(坪単価 -24.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 18.9 % → 2019年 15.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 19.2 年 → 2019年 23.5 年、+22.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2018年 20.0 分 → 2019年 22.7 分、+13.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 32.4 % → 2019年 46.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.0 % → 2019年 23.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岩松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.4万円/坪(24.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +23.9%( +15.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった川棚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +283.2%( +27.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR大村線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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早岐駅 | 53.9万/坪 (26.0年/64.0坪) | 73.2万/坪 (11.5年/91.0坪) | 57.4万/坪 (26.4年/91.1坪) |
ハウステンボス駅 | - | 138万/坪 (26.5年/115坪) | - |
南風崎駅 | - | - | - |
小串郷駅 | 59.5万/坪 (10.5年/99.8坪) | - | 13.6万/坪 (40.5年/69.6坪) |
川棚駅 | 37.2万/坪 (32.5年/148坪) | 9.7万/坪 (0年/68.6坪) | 77.6万/坪 (3.5年/66.6坪) |
彼杵駅 | - | - | |
千綿駅 | - | - | - |
松原駅 | 45.5万/坪 (23.5年/197坪) | 15.6万/坪 (0年/191坪) | - |
竹松駅 | 51.4万/坪 (17.5年/82.5坪) | 80.8万/坪 (5.3年/72.7坪) | 44.5万/坪 (20.1年/63.9坪) |
諏訪駅 | 73.9万/坪 (29.1年/98.6坪) | 55.5万/坪 (33.0年/68.1坪) | 38.4万/坪 (25.5年/88.8坪) |
大村駅 | 54.8万/坪 (23.1年/73.2坪) | 52.7万/坪 (34.0年/79.6坪) | 51.1万/坪 (27.1年/135坪) |
岩松駅 | 81.4万/坪 (0.5年/60.5坪) | 65.7万/坪 (11.0年/75.6坪) | - |
諫早駅 | 53.2万/坪 (27.5年/73.4坪) | 36.0万/坪 (33.3年/129坪) | 30.2万/坪 (29.0年/141坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
川棚駅 37.2 万/坪(昨年同期比 +283.2 %)
川棚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +283.2%( +27.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 148.2 坪 (昨年 68.6 坪から +116.2 %増)。平均建物面積は 72.6 坪 (昨年 56.0 坪から +29.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 10.3 分 → 2019年 12.0 分、+16.1 %と増加)
松原駅 45.5 万/坪(昨年同期比 +191.3 %)
松原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.5万円/坪(13.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +191.3%( +29.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 196.6 坪 (昨年 190.6 坪から +3.2 %増)。平均建物面積は 68.6 坪 (昨年 54.5 坪から +25.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 19.0 分、+35.7 %と大きく増加)
竹松駅 51.4 万/坪(昨年同期比 -36.4 %)
竹松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -36.4%( -29.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて -15.4%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 5.3年から +230.0 %増)。平均土地面積は 82.5 坪 (昨年 72.7 坪から +13.4 %増)。平均建物面積は 38.1 坪 (昨年 59.5 坪から -36.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 5.3 年 → 2019年 17.5 年、+230.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 23.6 分 → 2019年 30.7 分、+30.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.0 % → 2019年 33.3 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 33.3 %)
早岐駅 53.9 万/坪(昨年同期比 -26.5 %)
早岐駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.9万円/坪(16.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -26.5%( -19.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて -9.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 11.5年から +125.6 %増)。平均土地面積は 64.0 坪 (昨年 91.0 坪から -29.7 %減)。平均建物面積は 35.1 坪 (昨年 41.5 坪から -15.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 21.9 分 → 2019年 19.7 分、-10.1 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 11.5 年 → 2019年 26.0 年、+125.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 77.8 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示