JR水戸線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期のJR水戸線 (小田林駅友部駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -28.4%( -10.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 38 件(1年前(2018年)に比べて -30.9%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 28.1年(昨年 25.1年から +11.8 %増)。平均土地面積は 148.0 坪 (昨年 114.2 坪から +29.6 %増)。平均建物面積は 57.6 坪 (昨年 41.5 坪から +38.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。岩瀬駅笠間駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは笠間駅で昨年に比べ +85.6 %、坪単価は 59.8 万円/坪となった。

上位 2 駅(笠間駅岩瀬駅)は +73.4 %(坪単価 +18.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(羽黒駅新治駅)は -63.6 %(坪単価 -9.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 44.9 % → 2019年 39.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.4 % → 2019年 21.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 25.1 年 → 2019年 28.1 年、+11.8 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.4 % → 2019年 30.3 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 9.1 % → 2019年 7.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった笠間駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.8万円/坪(18.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +85.6%( +27.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった羽黒駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -64.4%( -7.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR水戸線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR水戸線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
小田林駅14.7万/坪
(38.3年/60.5坪)
-21.0万/坪
(17.8年/42.4坪)
結城駅22.5万/坪
(39.9年/144坪)
49.5万/坪
(24.4年/118坪)
51.4万/坪
(17.1年/79.9坪)
東結城駅-33.1万/坪
(16.8年/156坪)
5.5万/坪
(44.8年/172坪)
川島駅21.5万/坪
(20.8年/249坪)
34.0万/坪
(25.8年/60.9坪)
17.8万/坪
(31.3年/221坪)
玉戸駅11.8万/坪
(35.8年/130坪)
24.9万/坪
(23.0年/119坪)
11.0万/坪
(26.8年/118坪)
下館駅47.3万/坪
(17.9年/108坪)
40.5万/坪
(22.2年/80.4坪)
20.3万/坪
(22.2年/145坪)
新治駅7.0万/坪
(41.8年/79.4坪)
18.9万/坪
(35.8年/205坪)
38.0万/坪
(21.8年/71.1坪)
大和駅17.7万/坪
(19.8年/269坪)
17.2万/坪
(24.8年/86.2坪)
8.1万/坪
(33.8年/90.8坪)
岩瀬駅23.4万/坪
(38.3年/262坪)
14.5万/坪
(38.3年/180坪)
6.4万/坪
(43.8年/197坪)
羽黒駅4.2万/坪
(36.3年/331坪)
11.7万/坪
(36.8年/151坪)
-
福原駅-35.8万/坪
(41.8年/188坪)
-
稲田駅16.5万/坪
(33.3年/147坪)
--
笠間駅59.8万/坪
(0.8年/58.2坪)
32.2万/坪
(28.6年/113坪)
29.0万/坪
(35.3年/77.1坪)
宍戸駅-16.5万/坪
(26.8年/363坪)
52.9万/坪
(-0.25年/72.6坪)
友部駅25.3万/坪
(22.3年/77.5坪)
54.4万/坪
(15.3年/93.1坪)
41.5万/坪
(19.4年/78.0坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

笠間駅59.8 万/坪(昨年同期比 +85.6 %)

笠間駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.8万円/坪(18.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +85.6%( +27.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.8年(昨年 28.6年から -97.4 %減)。平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 112.7 坪から -48.3 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 55.0 坪から -42.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 28.6 年 → 2019年 0.8 年、-97.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 15.0 分 → 2019年 13.0 分、-13.3 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 100.0 %)

岩瀬駅23.4 万/坪(昨年同期比 +61.1 %)

岩瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.4万円/坪(7.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +61.1%( +8.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 38.3年(昨年 38.3年から -0.0 %減)。平均土地面積は 261.7 坪 (昨年 180.0 坪から +45.4 %増)。平均建物面積は 40.1 坪 (昨年 46.1 坪から -13.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 59.5 分 → 2019年 16.0 分、-73.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

羽黒駅4.2 万/坪(昨年同期比 -64.4 %)

羽黒駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -64.4%( -7.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 36.3年(昨年 36.8年から -1.4 %減)。平均土地面積は 331.2 坪 (昨年 151.3 坪から +119.0 %増)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 46.9 坪から +9.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 45.0 分、+221.4 %と大きく増加)

新治駅7.0 万/坪(昨年同期比 -62.8 %)

新治駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -62.8%( -11.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 41.8年(昨年 35.8年から +16.8 %増)。平均土地面積は 79.4 坪 (昨年 204.7 坪から -61.2 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 104.4 坪から -76.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 35.8 年 → 2019年 41.8 年、+16.8 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 22.7 分 → 2019年 45.0 分、+98.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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