鹿島臨海鉄道線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期の鹿島臨海鉄道線 (水戸駅鹿島サッカースタジアム駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.0万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -5.3%( -2.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 97 件(1年前(2018年)に比べて +15.5%( +13件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 18.1年(昨年 18.6年から -2.5 %減)。平均土地面積は 121.3 坪 (昨年 110.5 坪から +9.8 %増)。平均建物面積は 52.2 坪 (昨年 44.1 坪から +18.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。荒野台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは荒野台駅で昨年に比べ +68.9 %、坪単価は 39.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(荒野台駅鹿島灘駅)は +35.8 %(坪単価 +8.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(涸沼駅北浦湖畔駅)は -66.9 %(坪単価 -9.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 9.2 % → 2019年 4.8 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 33.9 分 → 2019年 38.5 分、+13.6 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.8 % → 2019年 44.6 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 30.3 % → 2019年 28.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった水戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.3万円/坪(19.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -11.5%( -8.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 55 件(1年前(2018年)に比べて +25.0%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった涸沼駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -84.4%( -12.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

鹿島臨海鉄道線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
鹿島臨海鉄道線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
水戸駅65.3万/坪
(15.7年/103坪)
73.8万/坪
(15.7年/80.7坪)
55.1万/坪
(13.6年/92.4坪)
東水戸駅-22.5万/坪
(24.0年/75.6坪)
79.3万/坪
(1.0年/84.7坪)
常澄駅--52.4万/坪
(1.0年/62.0坪)
大洗駅38.7万/坪
(12.6年/114坪)
51.1万/坪
(1.0年/86.2坪)
68.1万/坪
(28.4年/200坪)
涸沼駅2.4万/坪
(33.0年/203坪)
15.2万/坪
(26.0年/242坪)
-
鹿島旭駅-24.7万/坪
(29.0年/227坪)
徳宿駅-3.9万/坪
(32.0年/39.3坪)
34.1万/坪
(20.0年/57.5坪)
新鉾田駅18.6万/坪
(21.0年/259坪)
32.1万/坪
(26.7年/265坪)
13.0万/坪
(29.0年/89.2坪)
北浦湖畔駅6.9万/坪
(29.5年/157坪)
13.6万/坪
(30.0年/63.5坪)
7.0万/坪
(25.7年/52.4坪)
大洋駅15.8万/坪
(21.8年/128坪)
17.8万/坪
(27.2年/175坪)
29.5万/坪
(23.9年/83.4坪)
鹿島灘駅31.0万/坪
(33.0年/159坪)
30.2万/坪
(27.5年/131坪)
33.0万/坪
(13.8年/73.4坪)
鹿島大野駅39.8万/坪
(18.5年/105坪)
46.6万/坪
(14.0年/129坪)
52.9万/坪
(14.2年/111坪)
長者ケ浜潮騒はまなす公園前駅28.0万/坪
(17.2年/65.6坪)
37.7万/坪
(16.0年/158坪)
31.7万/坪
(20.1年/74.3坪)
荒野台駅39.1万/坪
(22.0年/83.2坪)
23.2万/坪
(17.7年/131坪)
44.4万/坪
(15.1年/134坪)
鹿島サッカースタジアム駅99.2万/坪
(-1.00年/90.8坪)
-78.7万/坪
(0.17年/76.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

荒野台駅39.1 万/坪(昨年同期比 +68.9 %)

荒野台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.1万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +68.9%( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.0年(昨年 17.7年から +24.5 %増)。平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 131.1 坪から -36.5 %減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 23.2 坪から +10.9 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 17.7 年 → 2019年 22.0 年、+24.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 24.0 分 → 2019年 30.0 分、+25.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)

鹿島灘駅31.0 万/坪(昨年同期比 +2.7 %)

鹿島灘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +2.7%( +0.8万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.0年(昨年 27.5年から +20.0 %増)。平均土地面積は 158.8 坪 (昨年 131.0 坪から +21.2 %増)。平均建物面積は 22.9 坪 (昨年 30.3 坪から -24.2 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 27.5 年 → 2019年 33.0 年、+20.0 %と増加)

涸沼駅2.4 万/坪(昨年同期比 -84.4 %)

涸沼駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -84.4%( -12.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 33.0年(昨年 26.0年から +26.9 %増)。平均土地面積は 202.7 坪 (昨年 242.0 坪から -16.2 %減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 107.4 坪から -80.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 75.0 分 → 2019年 30.0 分、-60.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 26.0 年 → 2019年 33.0 年、+26.9 %と大きく増加)

北浦湖畔駅6.9 万/坪(昨年同期比 -49.4 %)

北浦湖畔駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -49.4%( -6.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 29.5年(昨年 30.0年から -1.7 %減)。平均土地面積は 157.3 坪 (昨年 63.5 坪から +147.6 %増)。平均建物面積は 17.4 坪 (昨年 18.9 坪から -8.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 21.0 分 → 2019年 28.0 分、+33.3 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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