JR八高線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期のJR八高線 (群馬藤岡駅高崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.0万円/坪(20.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -9.7%( -7.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 44 件(1年前(2018年)に比べて +29.4%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.1年(昨年 19.5年から -17.3 %減)。平均土地面積は 88.5 坪 (昨年 92.6 坪から -4.4 %減)。平均建物面積は 45.3 坪 (昨年 34.8 坪から +30.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。群馬藤岡駅倉賀野駅高崎駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは北藤岡駅で昨年に比べ -38.8 %、坪単価は 36.9 万円/坪となった。

上位 1 駅(倉賀野駅)は -12.9 %(坪単価 -11.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北藤岡駅)は -38.8 %(坪単価 -23.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 19.5 年 → 2019年 16.1 年、-17.3 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.5 % → 2019年 29.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.1 % → 2019年 29.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 22.8 分 → 2019年 25.0 分、+10.0 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 2.9 % → 2019年 2.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.3万円/坪(25.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -15.0%( -14.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 21 件(1年前(2018年)に比べて +110.0%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった北藤岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.9万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -38.8%( -23.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR八高線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR八高線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
群馬藤岡駅37.9万/坪
(26.3年/84.6坪)
46.6万/坪
(19.1年/108坪)
49.6万/坪
(14.6年/75.4坪)
北藤岡駅36.9万/坪
(18.3年/200坪)
60.3万/坪
(16.3年/60.5坪)
63.0万/坪
(0.25年/60.5坪)
倉賀野駅75.2万/坪
(7.6年/63.3坪)
86.3万/坪
(14.9年/75.8坪)
50.4万/坪
(24.4年/75.4坪)
高崎駅84.3万/坪
(13.8年/78.9坪)
99.2万/坪
(25.2年/96.0坪)
75.0万/坪
(15.8年/82.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

倉賀野駅75.2 万/坪(昨年同期比 -12.9 %)

倉賀野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.2万円/坪(22.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -12.9%( -11.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて -20.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 7.6年(昨年 14.9年から -48.7 %減)。平均土地面積は 63.3 坪 (昨年 75.8 坪から -16.4 %減)。平均建物面積は 35.4 坪 (昨年 31.3 坪から +13.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 14.9 年 → 2019年 7.6 年、-48.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 23.4 分 → 2019年 19.0 分、-18.8 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 44.4 % → 2019年 12.5 %)

北藤岡駅36.9 万/坪(昨年同期比 -38.8 %)

北藤岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.9万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -38.8%( -23.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.3年(昨年 16.3年から +12.3 %増)。平均土地面積は 199.7 坪 (昨年 60.5 坪から +230.0 %増)。平均建物面積は 96.0 坪 (昨年 29.5 坪から +225.6 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 25.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 16.3 年 → 2019年 18.3 年、+12.3 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.0 分 → 2019年 16.5 分、+50.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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