北陸新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期の北陸新幹線 (安中榛名駅高崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.3万円/坪(24.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -3.9%( -3.3万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 82 件(1年前(2021年)に比べて -3.5%( -3件/坪)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.4年(昨年 17.4年から +23.0 %増)。平均土地面積は 81.2 坪 (昨年 79.4 坪から +2.3 %増)。平均建物面積は 54.2 坪 (昨年 51.2 坪から +5.8 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が小幅減少。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。高崎駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは安中榛名駅で昨年に比べ -26.5 %、坪単価は 33.6 万円/坪となった。

上位 1 駅(高崎駅)は -3.6 %(坪単価 -3.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(安中榛名駅)は -26.5 %(坪単価 -12.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 26.0 % → 2022年 25.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 17.4 年 → 2022年 21.4 年、+23.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.9 % → 2022年 20.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 44.2 % → 2022年 39.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.5万円/坪(25.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -3.6%( -3.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 80 件(1年前(2021年)に比べて -3.6%( -3件/坪)と小幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった安中榛名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.6万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -26.5%( -12.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

北陸新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
北陸新幹線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
安中榛名駅33.6万/坪
(26.0年/82.4坪)
45.7万/坪
(24.8年/227坪)
49.6万/坪
(16.5年/99.8坪)
高崎駅82.5万/坪
(21.3年/81.2坪)
85.6万/坪
(17.2年/75.8坪)
74.4万/坪
(22.7年/70.0坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

高崎駅82.5 万/坪(昨年同期比 -3.6 %)

高崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.5万円/坪(25.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -3.6%( -3.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 80 件(1年前(2021年)に比べて -3.6%( -3件/坪)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.3年(昨年 17.2年から +23.7 %増)。平均土地面積は 81.2 坪 (昨年 75.8 坪から +7.1 %増)。平均建物面積は 54.8 坪 (昨年 51.9 坪から +5.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.3 % → 2022年 25.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 17.2 年 → 2022年 21.3 年、+23.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 17.3 % → 2022年 21.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 45.3 % → 2022年 40.8 %)

安中榛名駅33.6 万/坪(昨年同期比 -26.5 %)

安中榛名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.6万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -26.5%( -12.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 26.0年(昨年 24.8年から +5.0 %増)。平均土地面積は 82.4 坪 (昨年 226.9 坪から -63.7 %減)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 24.2 坪から +15.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 34.5 分 → 2022年 12.0 分、-65.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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