わたらせ渓谷鐵道線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期のわたらせ渓谷鐵道線 (桐生駅神戸駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.8万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +4.8%( +1.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 24 件(1年前(2021年)に比べて +41.2%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 34.3年(昨年 28.7年から +19.4 %増)。平均土地面積は 96.5 坪 (昨年 130.2 坪から -25.8 %減)。平均建物面積は 35.2 坪 (昨年 40.3 坪から -12.5 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。相老駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは桐生駅で昨年に比べ -22.1 %、坪単価は 14.8 万円/坪となった。

上位 1 駅(大間々駅)は +154.6 %(坪単価 +17.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(桐生駅)は -22.1 %(坪単価 -4.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 37.5 % → 2022年 30.4 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 28.7 年 → 2022年 34.3 年、+19.4 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 31.2 % → 2022年 43.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 13.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった相老駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.2万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -19.0%( -9.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +125.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった桐生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.8万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -22.1%( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。

わたらせ渓谷鐵道線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
わたらせ渓谷鐵道線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
桐生駅14.8万/坪
(47.4年/88.1坪)
19.0万/坪
(32.4年/153坪)
27.3万/坪
(29.9年/85.4坪)
相老駅38.2万/坪
(24.0年/107坪)
47.2万/坪
(12.0年/66.9坪)
16.0万/坪
(30.5年/120坪)
運動公園駅---
大間々駅29.3万/坪
(21.0年/103坪)
11.5万/坪
(37.0年/87.7坪)
-
上神梅駅14.3万/坪
(35.0年/78.7坪)
--
本宿駅---
水沼駅-4.3万/坪
(50.0年/169坪)
-
花輪駅---
中野駅---
神戸駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

大間々駅29.3 万/坪(昨年同期比 +154.6 %)

大間々駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.3万円/坪(8.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +154.6%( +17.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 37.0年から -43.2 %減)。平均土地面積は 103.4 坪 (昨年 87.7 坪から +17.8 %増)。平均建物面積は 33.8 坪 (昨年 34.8 坪から -2.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 37.0 年 → 2022年 21.0 年、-43.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 21.0 分 → 2022年 10.7 分、-49.2 %と大きく減少)

桐生駅14.8 万/坪(昨年同期比 -22.1 %)

桐生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.8万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -22.1%( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 47.4年(昨年 32.4年から +46.3 %増)。平均土地面積は 88.1 坪 (昨年 153.5 坪から -42.6 %減)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 47.0 坪から -40.5 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 40.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 32.4 年 → 2022年 47.4 年、+46.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 30.0 % → 2022年 60.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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