JR花輪線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期のJR花輪線 (湯瀬温泉駅大館駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.6万円/坪(8.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +14.7%( +3.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 38 件(1年前(2018年)に比べて -28.3%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 29.9年(昨年 31.4年から -4.9 %減)。平均土地面積は 119.2 坪 (昨年 116.5 坪から +2.4 %増)。平均建物面積は 48.8 坪 (昨年 41.8 坪から +16.8 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。大館駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは八幡平駅で昨年に比べ +1430.7 %、坪単価は 30.4 万円/坪となった。

上位 1 駅(八幡平駅)は +1430.7 %(坪単価 +28.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(十和田南駅)は -74.8 %(坪単価 -13.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.8 % → 2019年 20.6 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 29.4 % → 2019年 23.5 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 41.2 % → 2019年 44.1 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 7.5 % → 2019年 2.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.3万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +12.0%( +4.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 24 件(1年前(2018年)に比べて -11.1%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった十和田南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -74.8%( -13.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR花輪線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR花輪線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
湯瀬温泉駅-0.04万/坪
(48.5年/84.7坪)
-
八幡平駅30.4万/坪
(17.5年/103坪)
2.0万/坪
(30.0年/253坪)
4.5万/坪
(34.5年/251坪)
陸中大里駅-5.1万/坪
(27.0年/303坪)
-
鹿角花輪駅9.3万/坪
(47.3年/115坪)
13.8万/坪
(44.7年/88.2坪)
13.8万/坪
(36.5年/85.2坪)
柴平駅-44.1万/坪
(14.5年/103坪)
-
十和田南駅4.4万/坪
(38.1年/198坪)
17.5万/坪
(37.6年/125坪)
27.9万/坪
(35.9年/170坪)
末広駅---
土深井駅---
沢尻駅---
十二所駅---
大滝温泉駅---
扇田駅8.6万/坪
(22.5年/145坪)
15.5万/坪
(40.3年/133坪)
10.2万/坪
(31.5年/230坪)
東大館駅--7.6万/坪
(43.5年/59.7坪)
大館駅40.3万/坪
(26.0年/98.1坪)
36.0万/坪
(25.3年/94.0坪)
30.9万/坪
(24.2年/112坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

八幡平駅30.4 万/坪(昨年同期比 +1430.7 %)

八幡平駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.4万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +1430.7%( +28.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.5年(昨年 30.0年から -41.7 %減)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 252.6 坪から -59.3 %減)。平均建物面積は 15.1 坪 (昨年 73.4 坪から -79.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 30.0 年 → 2019年 17.5 年、-41.7 %と大きく減少)

十和田南駅4.4 万/坪(昨年同期比 -74.8 %)

十和田南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -74.8%( -13.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 38.1年(昨年 37.6年から +1.3 %増)。平均土地面積は 197.8 坪 (昨年 125.3 坪から +57.8 %増)。平均建物面積は 109.5 坪 (昨年 38.6 坪から +183.9 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 44.4 % → 2019年 40.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 54.3 分 → 2019年 74.7 分、+37.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 60.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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