JR奥羽本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年10月〜12月期のJR奥羽本線 (院内駅陣場駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.3万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -24.3%( -10.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 159 件(1年前(2020年)に比べて +3.9%( +6件/坪)と小幅に増加しています。)。

平均築年数は 29.5年(昨年 21.6年から +36.6 %増)。平均土地面積は 116.1 坪 (昨年 101.6 坪から +14.3 %増)。平均建物面積は 60.1 坪 (昨年 44.5 坪から +35.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 11 駅。ほとんどの駅において下落した。追分駅大久保駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは二ツ井駅で昨年に比べ +626.8 %、坪単価は 38.8 万円/坪となった。

上位 2 駅(二ツ井駅鷹ノ巣駅)は +423.3 %(坪単価 +24.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(鹿渡駅横堀駅)は -86.5 %(坪単価 -9.8 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 21.6 年 → 2021年 29.5 年、+36.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 28.0 % → 2021年 39.6 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.4 % → 2021年 31.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大久保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.2万円/坪(26.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +64.5%( +34.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった横堀駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.22万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -80.8%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR奥羽本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR奥羽本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
院内駅--0.19万/坪
(50.8年/218坪)
横堀駅0.7万/坪
(49.8年/215坪)
3.7万/坪
(21.3年/71.8坪)
-
三関駅-5.9万/坪
(43.8年/333坪)
0.8万/坪
(0年/242坪)
上湯沢駅-69.1万/坪
(-0.25年/81.7坪)
-
湯沢駅7.5万/坪
(37.1年/156坪)
27.8万/坪
(19.8年/109坪)
23.7万/坪
(24.8年/105坪)
下湯沢駅---
十文字駅5.5万/坪
(30.8年/159坪)
11.5万/坪
(44.0年/149坪)
31.3万/坪
(21.1年/182坪)
醍醐駅---
柳田駅---
横手駅30.8万/坪
(30.9年/75.8坪)
29.9万/坪
(25.8年/133坪)
41.0万/坪
(26.7年/106坪)
後三年駅-3.9万/坪
(21.8年/263坪)
1.9万/坪
(51.8年/139坪)
飯詰駅4.3万/坪
(41.8年/175坪)
-4.1万/坪
(28.8年/145坪)
大曲駅49.8万/坪
(25.1年/76.1坪)
49.8万/坪
(15.7年/116坪)
42.6万/坪
(23.6年/96.0坪)
神宮寺駅4.1万/坪
(0年/194坪)
-
刈和野駅6.0万/坪
(36.8年/271坪)
-32.0万/坪
(18.8年/87.7坪)
峰吉川駅-9.0万/坪
(29.8年/209坪)
-
羽後境駅20.9万/坪
(19.8年/363坪)
18.0万/坪
(44.8年/165坪)
大張野駅---
和田駅12.8万/坪
(46.8年/174坪)
-49.6万/坪
(17.8年/60.5坪)
四ツ小屋駅49.2万/坪
(22.4年/84.7坪)
70.0万/坪
(18.2年/80.2坪)
85.9万/坪
(18.9年/114坪)
秋田駅50.8万/坪
(27.7年/85.7坪)
64.6万/坪
(17.0年/76.8坪)
61.0万/坪
(19.1年/72.2坪)
泉外旭川駅59.7万/坪
(18.8年/57.9坪)
70.6万/坪
(9.1年/59.0坪)
-
土崎駅37.3万/坪
(28.6年/79.6坪)
43.5万/坪
(24.3年/80.4坪)
35.6万/坪
(22.4年/89.8坪)
上飯島駅37.7万/坪
(22.6年/65.0坪)
33.2万/坪
(28.4年/75.1坪)
34.8万/坪
(23.3年/130坪)
追分駅37.9万/坪
(18.8年/164坪)
21.6万/坪
(25.1年/170坪)
38.4万/坪
(14.9年/111坪)
大久保駅88.2万/坪
(-0.25年/69.6坪)
53.6万/坪
(9.8年/71.1坪)
2.7万/坪
(31.8年/192坪)
羽後飯塚駅-71.4万/坪
(1.3年/95.3坪)
-
井川さくら駅---
八郎潟駅-8.9万/坪
(37.8年/182坪)
-
鯉川駅---
鹿渡駅1.4万/坪
(56.8年/393坪)
18.0万/坪
(22.8年/393坪)
森岳駅50.5万/坪
(20.8年/92.3坪)
21.1万/坪
(26.8年/92.3坪)
68.4万/坪
(-0.25年/106坪)
北金岡駅--2.8万/坪
(49.8年/172坪)
東能代駅28.2万/坪
(27.0年/140坪)
-68.9万/坪
(-0.25年/78.7坪)
鶴形駅---
富根駅-2.8万/坪
(43.8年/245坪)
-
二ツ井駅38.8万/坪
(17.8年/424坪)
5.3万/坪
(44.8年/143坪)
-
前山駅---
鷹ノ巣駅21.3万/坪
(38.3年/165坪)
6.7万/坪
(41.8年/83.2坪)
18.1万/坪
(32.3年/80.9坪)
糠沢駅---
早口駅---
下川沿駅2.9万/坪
(34.8年/304坪)
13.9万/坪
(14.8年/157坪)
-
大館駅22.7万/坪
(31.9年/134坪)
41.5万/坪
(20.5年/83.1坪)
27.5万/坪
(28.8年/121坪)
白沢駅--1.0万/坪
(56.8年/321坪)
陣場駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

二ツ井駅38.8 万/坪(昨年同期比 +626.8 %)

二ツ井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.8万円/坪(11.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +626.8%( +33.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.8年(昨年 44.8年から -60.3 %減)。平均土地面積は 423.5 坪 (昨年 142.7 坪から +196.8 %増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 81.7 坪から -14.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 44.8 年 → 2021年 17.8 年、-60.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 13.7 分 → 2021年 90.0 分、+558.5 %と大きく増加)

鷹ノ巣駅21.3 万/坪(昨年同期比 +219.8 %)

鷹ノ巣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.3万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +219.8%( +14.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 38.3年(昨年 41.8年から -8.4 %減)。平均土地面積は 164.6 坪 (昨年 83.2 坪から +97.9 %増)。平均建物面積は 115.5 坪 (昨年 39.3 坪から +193.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 22.0 分 → 2021年 12.0 分、-45.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 50.0 %)

鹿渡駅1.4 万/坪(昨年同期比 -92.1 %)

鹿渡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -92.1%( -16.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 56.8年(昨年 22.8年から +149.4 %増)。平均土地面積は 393.3 坪 (昨年 393.3 坪から +0.0 %減)。平均建物面積は 63.5 坪 (昨年 66.6 坪から -4.5 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 22.8 年 → 2021年 56.8 年、+149.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 23.0 分 → 2021年 90.0 分、+291.3 %と大きく増加)

横堀駅0.7 万/坪(昨年同期比 -80.8 %)

横堀駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.22万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -80.8%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 49.8年(昨年 21.3年から +134.1 %増)。平均土地面積は 214.8 坪 (昨年 71.8 坪から +198.9 %増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 42.4 坪から +64.3 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 21.3 年 → 2021年 49.8 年、+134.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 16.5 分 → 2021年 60.0 分、+263.6 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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