JR東北本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期のJR東北本線 (白坂駅貝田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.3万円/坪(17.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -1.3%( -0.8万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 912 件(1年前(2019年)に比べて +22.6%( +168件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.2年(昨年 20.9年から -13.0 %減)。平均土地面積は 97.2 坪 (昨年 103.9 坪から -6.5 %減)。平均建物面積は 50.6 坪 (昨年 53.7 坪から -5.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 14 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。泉崎駅矢吹駅日和田駅杉田駅安達駅松川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは二本松駅で昨年に比べ +164.0 %、坪単価は 39.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(二本松駅伊達駅)は +143.6 %(坪単価 +33.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(藤田駅五百川駅)は -37.3 %(坪単価 -28.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 20.9 年 → 2020年 18.2 年、-13.0 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 29.5 % → 2020年 39.6 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 39.4 % → 2020年 29.6 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 2.3 % → 2020年 2.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった安達駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.3万円/坪(23.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +43.6%( +23.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2019年)に比べて +27.3%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった新白河駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.1万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +1.6%( +0.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 71 件(1年前(2019年)に比べて +6.0%( +4件/坪)と堅調に推移しています。)。

JR東北本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR東北本線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
白坂駅---
新白河駅32.1万/坪
(23.1年/135坪)
31.6万/坪
(21.1年/150坪)
47.1万/坪
(13.2年/119坪)
白河駅35.9万/坪
(26.4年/142坪)
46.3万/坪
(24.4年/98.8坪)
57.6万/坪
(23.6年/93.5坪)
久田野駅---
泉崎駅42.1万/坪
(1.0年/78.7坪)
31.1万/坪
(12.2年/104坪)
28.5万/坪
(30.5年/170坪)
矢吹駅42.2万/坪
(14.7年/131坪)
31.3万/坪
(25.2年/132坪)
31.4万/坪
(21.0年/121坪)
鏡石駅37.6万/坪
(26.7年/114坪)
46.6万/坪
(13.5年/105坪)
39.1万/坪
(21.4年/143坪)
須賀川駅59.1万/坪
(13.9年/70.4坪)
54.3万/坪
(19.1年/90.4坪)
57.4万/坪
(15.0年/87.2坪)
安積永盛駅45.0万/坪
(33.0年/66.6坪)
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郡山駅65.0万/坪
(17.3年/94.1坪)
71.7万/坪
(21.4年/102坪)
65.1万/坪
(19.6年/97.2坪)
日和田駅64.4万/坪
(13.3年/114坪)
39.6万/坪
(26.5年/100坪)
49.6万/坪
(21.8年/85.6坪)
五百川駅70.5万/坪
(18.4年/130坪)
101万/坪
(-0.25年/99.8坪)
47.8万/坪
(31.6年/186坪)
本宮駅62.0万/坪
(11.4年/82.7坪)
61.1万/坪
(11.3年/74.7坪)
58.6万/坪
(14.5年/92.9坪)
杉田駅62.4万/坪
(14.3年/113坪)
46.1万/坪
(10.7年/99.4坪)
-
二本松駅39.1万/坪
(25.2年/122坪)
14.8万/坪
(39.8年/99.8坪)
33.0万/坪
(31.8年/99.7坪)
安達駅78.3万/坪
(13.5年/70.2坪)
54.5万/坪
(15.5年/123坪)
69.2万/坪
(7.2年/67.2坪)
松川駅45.4万/坪
(18.4年/111坪)
36.8万/坪
(18.6年/124坪)
44.1万/坪
(20.7年/142坪)
金谷川駅48.3万/坪
(29.3年/117坪)
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南福島駅58.8万/坪
(24.7年/108坪)
59.2万/坪
(20.7年/97.9坪)
77.9万/坪
(19.1年/79.4坪)
福島駅65.3万/坪
(17.9年/77.7坪)
65.2万/坪
(23.0年/93.4坪)
72.2万/坪
(25.2年/92.4坪)
東福島駅77.0万/坪
(16.1年/62.0坪)
69.4万/坪
(9.3年/80.2坪)
80.2万/坪
(0.9年/54.5坪)
伊達駅75.9万/坪
(11.9年/73.7坪)
34.0万/坪
(0.25年/78.3坪)
81.3万/坪
(0.13年/89.0坪)
桑折駅41.0万/坪
(21.9年/116坪)
40.5万/坪
(24.1年/108坪)
26.6万/坪
(28.4年/145坪)
藤田駅32.8万/坪
(26.9年/96.0坪)
59.1万/坪
(20.3年/74.4坪)
45.1万/坪
(13.5年/184坪)
貝田駅3.0万/坪
(0年/299坪)
--

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

二本松駅39.1 万/坪(昨年同期比 +164.0 %)

二本松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.1万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +164.0%( +24.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2019年)に比べて +150.0%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.2年(昨年 39.8年から -36.7 %減)。平均土地面積は 122.1 坪 (昨年 99.8 坪から +22.3 %増)。平均建物面積は 49.6 坪 (昨年 93.6 坪から -47.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 39.8 年 → 2020年 25.2 年、-36.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 69.0 分 → 2020年 46.3 分、-32.9 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 57.1 % → 2020年 30.0 %)

伊達駅75.9 万/坪(昨年同期比 +123.2 %)

伊達駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.9万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +123.2%( +41.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2019年)に比べて +61.5%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 11.9年(昨年 0.3年から +4602.3 %増)。平均土地面積は 73.7 坪 (昨年 78.3 坪から -5.9 %減)。平均建物面積は 33.7 坪 (昨年 61.1 坪から -44.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 16.7 分 → 2020年 12.5 分、-25.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 0.3 年 → 2020年 11.9 年、+4602.3 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 63.6 %)

藤田駅32.8 万/坪(昨年同期比 -44.4 %)

藤田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.8万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -44.4%( -26.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 26.9年(昨年 20.3年から +33.0 %増)。平均土地面積は 96.0 坪 (昨年 74.4 坪から +29.1 %増)。平均建物面積は 41.1 坪 (昨年 58.7 坪から -30.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 28.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 20.3 年 → 2020年 26.9 年、+33.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.8 分 → 2020年 13.1 分、+49.4 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 60.0 % → 2020年 14.3 %)

五百川駅70.5 万/坪(昨年同期比 -30.1 %)

五百川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.5万円/坪(21.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -30.1%( -30.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +300.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.4年(昨年 -0.2年から -7464.0 %減)。平均土地面積は 130.3 坪 (昨年 99.8 坪から +30.5 %増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 32.5 坪から +25.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 -0.2 年 → 2020年 18.4 年、-7464.0 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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