阿武隈急行 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期の阿武隈急行 (福島駅兜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -22.9%( -18.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 32 件(1年前(2018年)に比べて -8.6%( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 27.0年(昨年 26.8年から +0.8 %増)。平均土地面積は 90.1 坪 (昨年 102.5 坪から -12.2 %減)。平均建物面積は 40.4 坪 (昨年 56.7 坪から -28.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。福島学院前駅保原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは福島学院前駅で昨年に比べ +72.9 %、坪単価は 62.6 万円/坪となった。

上位 1 駅(福島学院前駅)は +72.9 %(坪単価 +26.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(福島駅)は -31.3 %(坪単価 -31.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.7 % → 2019年 31.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 34.5 % → 2019年 27.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 31.0 % → 2019年 37.9 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 5.7 % → 2019年 3.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった福島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.0万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -31.3%( -31.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(1年前(2018年)に比べて -4.3%( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった保原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.5万円/坪(14.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +30.3%( +10.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

阿武隈急行(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
阿武隈急行現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
福島駅68.0万/坪
(28.4年/88.7坪)
99.0万/坪
(25.7年/107坪)
62.5万/坪
(17.8年/114坪)
卸町駅-49.0万/坪
(27.0年/203坪)
84.3万/坪
(0.5年/50.9坪)
福島学院前駅62.6万/坪
(0.5年/78.7坪)
36.2万/坪
(27.5年/63.0坪)
77.7万/坪
(23.5年/72.6坪)
瀬上駅--75.1万/坪
(0.5年/52.9坪)
向瀬上駅---
高子駅-35.0万/坪
(45.5年/60.5坪)
-
上保原駅---
保原駅46.5万/坪
(19.3年/66.6坪)
35.7万/坪
(27.3年/79.9坪)
120万/坪
(-0.50年/110坪)
大泉駅---
二井田駅---
新田駅---
梁川駅51.9万/坪
(44.0年/163坪)
-32.6万/坪
(23.9年/157坪)
やながわ希望の森公園前駅---
富野駅---
兜駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

福島学院前駅62.6 万/坪(昨年同期比 +72.9 %)

福島学院前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.6万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +72.9%( +26.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.5年(昨年 27.5年から -98.2 %減)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 63.0 坪から +24.8 %増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 41.6 坪から -1.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 27.5 年 → 2019年 0.5 年、-98.2 %と大きく減少)

福島駅68.0 万/坪(昨年同期比 -31.3 %)

福島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.0万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -31.3%( -31.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(1年前(2018年)に比べて -4.3%( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 28.4年(昨年 25.7年から +10.6 %増)。平均土地面積は 88.7 坪 (昨年 107.1 坪から -17.1 %減)。平均建物面積は 43.3 坪 (昨年 60.3 坪から -28.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.3 % → 2019年 4.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 25.7 年 → 2019年 28.4 年、+10.6 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 23.8 % → 2019年 33.3 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 38.1 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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