中古一戸建て相場の概況
2019年10月〜12月期のJR篠栗線 (桂川駅~吉塚駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.7万円/坪(22.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +36.8%( +19.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2018年)に比べて +10.5%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 19.8年(昨年 20.9年から -5.6 %減)。平均土地面積は 75.1 坪 (昨年 84.1 坪から -10.7 %減)。平均建物面積は 48.8 坪 (昨年 65.9 坪から -26.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。篠栗駅、門松駅、柚須駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは筑前大分駅で昨年に比べ +740.7 %、坪単価は 40.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(筑前大分駅、篠栗駅)は +391.7 %(坪単価 +28.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(吉塚駅、桂川駅)は -52.2 %(坪単価 -78.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.3 % → 2019年 14.3 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.8 % → 2019年 22.2 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 18.2 分 → 2019年 20.2 分、+11.2 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 17.6 % → 2019年 22.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった門松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(34.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +36.1%( +29.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった桂川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -21.4%( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR篠栗線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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桂川駅 | 7.1万/坪 (23.8年/90.2坪) | 9.1万/坪 (30.0年/84.7坪) | 26.9万/坪 (33.6年/142坪) |
筑前大分駅 | 40.1万/坪 (13.8年/81.7坪) | 4.8万/坪 (43.8年/424坪) | - |
九郎原駅 | - | - | - |
城戸南蔵院前駅 | - | - | - |
筑前山手駅 | - | - | - |
篠栗駅 | 74.8万/坪 (23.4年/105坪) | 52.4万/坪 (22.2年/54.9坪) | 105万/坪 (0.25年/76.6坪) |
門松駅 | 112万/坪 (15.0年/66.2坪) | 82.6万/坪 (0.8年/36.3坪) | 91.1万/坪 (14.8年/66.0坪) |
長者原駅 | 107万/坪 (0年/54.5坪) | - | 74.1万/坪 (24.8年/299坪) |
原町駅 | 80.3万/坪 (16.1年/77.6坪) | 91.3万/坪 (2.8年/71.1坪) | 117万/坪 (7.4年/65.4坪) |
柚須駅 | 80.4万/坪 (18.8年/65.0坪) | 99.2万/坪 (0.8年/30.3坪) | |
吉塚駅 | 31.9万/坪 (49.8年/30.3坪) | 187万/坪 (-0.25年/52.9坪) | 93.9万/坪 (22.8年/44.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
筑前大分駅 40.1 万/坪(昨年同期比 +740.7 %)
筑前大分駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.1万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +740.7%( +35.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 13.8年(昨年 43.8年から -68.6 %減)。平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 423.5 坪から -80.7 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 136.1 坪から -68.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 43.8 年 → 2019年 13.8 年、-68.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.0 分 → 2019年 10.0 分、-23.1 %と大きく減少)
篠栗駅 74.8 万/坪(昨年同期比 +42.8 %)
篠栗駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.8万円/坪(22.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +42.8%( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 22.2年から +5.6 %増)。平均土地面積は 105.4 坪 (昨年 54.9 坪から +92.0 %増)。平均建物面積は 34.0 坪 (昨年 31.8 坪から +7.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 22.0 分 → 2019年 18.7 分、-15.2 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.6 % → 2019年 33.3 %)
吉塚駅 31.9 万/坪(昨年同期比 -83.0 %)
吉塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.9万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -83.0%( -155.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 49.8年(昨年 -0.2年から -20291.1 %減)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 52.9 坪から -42.9 %減)。平均建物面積は 16.6 坪 (昨年 139.2 坪から -88.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 -0.2 年 → 2019年 49.8 年、-20291.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.5 分 → 2019年 11.0 分、+69.2 %と大きく増加)
桂川駅 7.1 万/坪(昨年同期比 -21.4 %)
桂川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -21.4%( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.8年(昨年 30.0年から -20.8 %減)。平均土地面積は 90.2 坪 (昨年 84.7 坪から +6.5 %増)。平均建物面積は 118.5 坪 (昨年 54.8 坪から +116.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 30.0 年 → 2019年 23.8 年、-20.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 27.0 分 → 2019年 60.0 分、+122.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示