JR筑豊本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜3月期のJR筑豊本線 (若松駅原田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -13.5%( -7.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 117 件(1年前(2020年)に比べて +4.5%( +5件/坪)と小幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.6年(昨年 21.4年から +10.3 %増)。平均土地面積は 93.1 坪 (昨年 86.7 坪から +7.4 %増)。平均建物面積は 42.7 坪 (昨年 48.5 坪から -12.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 11 駅。ほとんどの駅において下落した。飯塚駅桂川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小竹駅で昨年に比べ +1005.0 %、坪単価は 86.0 万円/坪となった。

上位 2 駅(小竹駅天道駅)は +722.2 %(坪単価 +75.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(奥洞海駅本城駅)は -78.5 %(坪単価 -56.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.0 % → 2021年 37.5 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 29.1 % → 2021年 23.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 21.4 年 → 2021年 23.6 年、+10.3 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 24.3 % → 2021年 31.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった天道駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.4万円/坪(27.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +439.4%( +73.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった奥洞海駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -85.0%( -56.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR筑豊本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR筑豊本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
若松駅29.9万/坪
(33.5年/66.9坪)
38.8万/坪
(24.0年/84.4坪)
29.0万/坪
(34.0年/72.7坪)
藤ノ木駅15.8万/坪
(42.0年/52.9坪)
15.7万/坪
(49.0年/90.8坪)
37.3万/坪
(29.0年/75.1坪)
奥洞海駅9.9万/坪
(60.0年/106坪)
66.1万/坪
(0年/57.5坪)
-
二島駅24.0万/坪
(23.0年/52.9坪)
45.8万/坪
(32.8年/48.8坪)
69.6万/坪
(19.0年/64.3坪)
本城駅21.9万/坪
(30.5年/67.6坪)
77.9万/坪
(10.8年/79.8坪)
85.6万/坪
(12.7年/64.3坪)
折尾駅77.5万/坪
(13.1年/64.0坪)
73.0万/坪
(16.9年/68.1坪)
72.7万/坪
(22.1年/74.2坪)
東水巻駅-66.1万/坪
(37.0年/46.9坪)
53.0万/坪
(20.0年/66.6坪)
中間駅36.7万/坪
(27.0年/63.0坪)
51.3万/坪
(0.3年/42.4坪)
-
筑前垣生駅92.6万/坪
(1.0年/54.5坪)
-13.7万/坪
(19.0年/84.7坪)
鞍手駅10.3万/坪
(46.0年/188坪)
21.0万/坪
(38.0年/71.6坪)
-
筑前植木駅29.6万/坪
(11.5年/134坪)
--
新入駅16.0万/坪
(33.5年/163坪)
43.8万/坪
(21.7年/97.8坪)
63.0万/坪
(1.0年/93.8坪)
直方駅33.1万/坪
(27.7年/126坪)
64.9万/坪
(20.7年/147坪)
49.3万/坪
(15.0年/122坪)
勝野駅23.6万/坪
(31.3年/86.2坪)
42.7万/坪
(11.0年/281坪)
38.8万/坪
(19.5年/50.7坪)
小竹駅86.0万/坪
(1.0年/72.6坪)
7.8万/坪
(44.0年/75.6坪)
115万/坪
(0年/142坪)
鯰田駅8.3万/坪
(44.0年/97.6坪)
-17.1万/坪
(53.0年/263坪)
浦田駅66.5万/坪
(16.3年/180坪)
14.9万/坪
(29.5年/68.1坪)
55.2万/坪
(21.0年/62.0坪)
新飯塚駅42.8万/坪
(30.0年/104坪)
55.1万/坪
(17.6年/110坪)
46.3万/坪
(17.0年/147坪)
飯塚駅52.9万/坪
(16.5年/71.7坪)
35.4万/坪
(26.0年/98.3坪)
29.6万/坪
(20.2年/72.6坪)
天道駅90.4万/坪
(0.5年/66.6坪)
16.8万/坪
(40.0年/153坪)
7.1万/坪
(30.0年/59.0坪)
桂川駅25.7万/坪
(33.3年/157坪)
19.7万/坪
(42.0年/80.2坪)
7.3万/坪
(35.7年/174坪)
上穂波駅--39.1万/坪
(26.0年/60.5坪)
筑前内野駅---
筑前山家駅40.5万/坪
(26.0年/127坪)
11.8万/坪
(35.0年/89.2坪)
92.6万/坪
(1.0年/66.6坪)
原田駅86.0万/坪
(8.0年/54.5坪)
87.2万/坪
(11.4年/79.0坪)
90.7万/坪
(22.5年/71.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

小竹駅86.0 万/坪(昨年同期比 +1005.0 %)

小竹駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.0万円/坪(26.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1005.0%( +78.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 1.0年(昨年 44.0年から -97.7 %減)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 75.6 坪から -4.0 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 25.7 坪から +17.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 44.0 年 → 2021年 1.0 年、-97.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 18.0 分 → 2021年 11.0 分、-38.9 %と大きく減少)

天道駅90.4 万/坪(昨年同期比 +439.4 %)

天道駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.4万円/坪(27.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +439.4%( +73.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.5年(昨年 40.0年から -98.8 %減)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 153.3 坪から -56.6 %減)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 57.5 坪から -48.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 40.0 年 → 2021年 0.5 年、-98.8 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2020年 14.0 分 → 2021年 16.5 分、+17.9 %と増加)

奥洞海駅9.9 万/坪(昨年同期比 -85.0 %)

奥洞海駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -85.0%( -56.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 57.5 坪から +84.2 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 33.3 坪から -9.1 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.0 分 → 2021年 15.0 分、+275.0 %と大きく増加)

本城駅21.9 万/坪(昨年同期比 -71.9 %)

本城駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.9万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -71.9%( -56.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 30.5年(昨年 10.8年から +183.7 %増)。平均土地面積は 67.6 坪 (昨年 79.8 坪から -15.3 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 86.6 坪から -56.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2020年 24.2 分 → 2021年 21.0 分、-13.4 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 10.8 年 → 2021年 30.5 年、+183.7 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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