中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期のJR博多南線 (博多駅~博多南駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 128万円/坪(38.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +8.5%( +10.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2020年)に比べて -5.7%( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 19.5年(昨年 19.5年から -0.1 %減)。平均土地面積は 62.4 坪 (昨年 77.7 坪から -19.7 %減)。平均建物面積は 56.2 坪 (昨年 89.7 坪から -37.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。博多駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは博多駅で昨年に比べ +23.7 %、坪単価は 224 万円/坪となった。
上位 1 駅(博多駅)は +23.7 %(坪単価 +43.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(博多南駅)は +0.5 %(坪単価 +0.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 24.2 % → 2021年 18.8 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 24.2 % → 2021年 34.4 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 45.5 % → 2021年 34.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 224万円/坪(67.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +23.7%( +43.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった博多南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 87.0万円/坪(26.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +0.5%( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2020年)に比べて -8.3%( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
JR博多南線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
博多駅 | 224万/坪 (26.5年/76.8坪) | 181万/坪 (29.7年/76.7坪) | 199万/坪 (34.0年/68.3坪) |
博多南駅 | 87.0万/坪 (15.8年/55.8坪) | 86.6万/坪 (14.4年/78.2坪) | 74.3万/坪 (19.1年/65.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
博多駅 224.0 万/坪(昨年同期比 +23.7 %)
博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 224万円/坪(67.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +23.7%( +43.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.5年(昨年 29.7年から -10.7 %減)。平均土地面積は 76.8 坪 (昨年 76.7 坪から +0.1 %増)。平均建物面積は 97.5 坪 (昨年 182.7 坪から -46.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 29.7 年 → 2021年 26.5 年、-10.7 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 13.9 分 → 2021年 11.7 分、-15.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 36.4 % → 2021年 27.3 %)
博多南駅 87.0 万/坪(昨年同期比 +0.5 %)
博多南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 87.0万円/坪(26.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +0.5%( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2020年)に比べて -8.3%( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 15.8年(昨年 14.4年から +9.7 %増)。平均土地面積は 55.8 坪 (昨年 78.2 坪から -28.6 %減)。平均建物面積は 38.5 坪 (昨年 43.2 坪から -10.9 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 18.2 % → 2021年 9.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 18.2 % → 2021年 38.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示