西鉄貝塚線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜12月期の西鉄貝塚線 (貝塚駅西鉄新宮駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -3.9%( -4.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 85 件(1年前(2020年)に比べて -16.7%( -17件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 13.7年(昨年 12.3年から +11.1 %増)。平均土地面積は 86.8 坪 (昨年 70.9 坪から +22.4 %増)。平均建物面積は 56.0 坪 (昨年 46.6 坪から +20.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。西鉄新宮駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは貝塚駅で昨年に比べ +133.3 %、坪単価は 150 万円/坪となった。

上位 2 駅(貝塚駅西鉄新宮駅)は +77.0 %(坪単価 +50.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(香椎宮前駅唐の原駅)は -52.1 %(坪単価 -112.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.7 % → 2021年 21.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 12.3 年 → 2021年 13.7 年、+11.1 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 58.2 % → 2021年 48.8 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.1 % → 2021年 10.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった貝塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 150万円/坪(45.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +133.3%( +85.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった唐の原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -40.3%( -47.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

西鉄貝塚線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
西鉄貝塚線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
貝塚駅150万/坪
(26.3年/259坪)
64.3万/坪
(23.9年/216坪)
98.2万/坪
(17.5年/48.4坪)
名島駅116万/坪
(12.0年/73.2坪)
110万/坪
(6.8年/50.7坪)
108万/坪
(13.5年/56.7坪)
西鉄千早駅106万/坪
(45.5年/133坪)
149万/坪
(0.25年/52.9坪)
117万/坪
(0.8年/36.3坪)
香椎宮前駅100万/坪
(11.7年/66.6坪)
277万/坪
(21.4年/89.2坪)
75.7万/坪
(18.7年/52.1坪)
西鉄香椎駅80.5万/坪
(22.7年/114坪)
103万/坪
(33.0年/63.5坪)
87.7万/坪
(48.9年/72.6坪)
香椎花園前駅86.9万/坪
(17.8年/67.1坪)
90.5万/坪
(13.0年/88.6坪)
98.9万/坪
(22.1年/60.9坪)
唐の原駅69.7万/坪
(20.4年/76.0坪)
117万/坪
(11.0年/58.5坪)
104万/坪
(6.4年/88.6坪)
和白駅90.4万/坪
(12.0年/61.3坪)
83.5万/坪
(13.4年/78.6坪)
66.3万/坪
(28.7年/140坪)
三苫駅106万/坪
(6.0年/60.6坪)
98.6万/坪
(9.9年/61.1坪)
94.6万/坪
(9.4年/58.8坪)
西鉄新宮駅89.4万/坪
(13.3年/91.4坪)
74.1万/坪
(22.9年/73.3坪)
59.4万/坪
(26.2年/78.7坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

貝塚駅149.9 万/坪(昨年同期比 +133.3 %)

貝塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 150万円/坪(45.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +133.3%( +85.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 26.3年(昨年 23.9年から +10.3 %増)。平均土地面積は 258.9 坪 (昨年 216.3 坪から +19.7 %増)。平均建物面積は 108.0 坪 (昨年 206.2 坪から -47.6 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 23.9 年 → 2021年 26.3 年、+10.3 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 16.7 %)

西鉄新宮駅89.4 万/坪(昨年同期比 +20.6 %)

西鉄新宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.4万円/坪(27.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +20.6%( +15.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 13.3年(昨年 22.9年から -41.7 %減)。平均土地面積は 91.4 坪 (昨年 73.3 坪から +24.8 %増)。平均建物面積は 50.2 坪 (昨年 45.4 坪から +10.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 22.9 年 → 2021年 13.3 年、-41.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 44.4 % → 2021年 27.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2020年 9.3 分 → 2021年 10.7 分、+15.7 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 27.3 %)

香椎宮前駅100.3 万/坪(昨年同期比 -63.8 %)

香椎宮前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 100万円/坪(30.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -63.8%( -177.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 11.7年(昨年 21.4年から -45.5 %減)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 89.2 坪から -25.4 %減)。平均建物面積は 56.0 坪 (昨年 32.1 坪から +74.5 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 21.4 年 → 2021年 11.7 年、-45.5 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.2 分 → 2021年 14.7 分、+103.7 %と大きく増加)

唐の原駅69.7 万/坪(昨年同期比 -40.3 %)

唐の原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -40.3%( -47.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.4年(昨年 11.0年から +85.6 %増)。平均土地面積は 76.0 坪 (昨年 58.5 坪から +30.0 %増)。平均建物面積は 110.8 坪 (昨年 44.6 坪から +148.3 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.7 分 → 2021年 5.0 分、-34.8 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 11.0 年 → 2021年 20.4 年、+85.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 66.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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