山陽新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の山陽新幹線 (小倉駅博多駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.6万円/坪(28.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -0.9%( -0.8万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 82 件(1年前(2018年)に比べて -8.9%( -8件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 30.8年(昨年 29.4年から +4.8 %増)。平均土地面積は 80.2 坪 (昨年 74.5 坪から +7.6 %増)。平均建物面積は 109.0 坪 (昨年 114.4 坪から -4.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。博多駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは博多駅で昨年に比べ -10.4 %、坪単価は 153 万円/坪となった。

上位 1 駅(小倉駅)は +3.5 %(坪単価 +1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(博多駅)は -10.4 %(坪単価 -17.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.2 % → 2019年 2.9 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 34.6 % → 2019年 32.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 40.0 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.0 % → 2019年 8.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 153万円/坪(46.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -10.4%( -17.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 36 件(1年前(2018年)に比べて +9.1%( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった小倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.2万円/坪(16.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +3.5%( +1.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 46 件(1年前(2018年)に比べて -19.3%( -11件/坪)と不調に推移しています。)。

山陽新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
山陽新幹線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
小倉駅53.2万/坪
(30.8年/76.0坪)
51.4万/坪
(29.5年/69.6坪)
48.5万/坪
(29.6年/82.1坪)
博多駅153万/坪
(30.8年/85.6坪)
170万/坪
(29.3年/82.6坪)
138万/坪
(24.1年/87.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

小倉駅53.2 万/坪(昨年同期比 +3.5 %)

小倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.2万円/坪(16.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +3.5%( +1.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 46 件(1年前(2018年)に比べて -19.3%( -11件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 30.8年(昨年 29.5年から +4.4 %増)。平均土地面積は 76.0 坪 (昨年 69.6 坪から +9.2 %増)。平均建物面積は 58.4 坪 (昨年 91.6 坪から -36.2 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.7 % → 2019年 36.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 30.6 % → 2019年 39.0 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 8.8 % → 2019年 2.2 %)

博多駅152.5 万/坪(昨年同期比 -10.4 %)

博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 153万円/坪(46.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -10.4%( -17.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 36 件(1年前(2018年)に比べて +9.1%( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 30.8年(昨年 29.3年から +5.3 %増)。平均土地面積は 85.6 坪 (昨年 82.6 坪から +3.6 %増)。平均建物面積は 179.9 坪 (昨年 153.3 坪から +17.4 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 31.2 % → 2019年 27.6 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.1 % → 2019年 3.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 37.5 % → 2019年 41.4 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 12.1 % → 2019年 5.6 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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