中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の九州新幹線 (博多駅~筑後船小屋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +90.3%( +55.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +22.2%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.2年(昨年 28.6年から -8.7 %減)。平均土地面積は 61.7 坪 (昨年 75.6 坪から -18.4 %減)。平均建物面積は 105.0 坪 (昨年 173.0 坪から -39.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。博多駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは博多駅で昨年に比べ +49.9 %、坪単価は 138 万円/坪となった。
上位 1 駅(博多駅)は +49.9 %(坪単価 +46.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(久留米駅)は +6.3 %(坪単価 +2.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 19.0 分 → 2021年 14.5 分、-23.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 22.2 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 55.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 22.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 138万円/坪(41.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +49.9%( +46.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった久留米駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.1万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +6.3%( +2.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
九州新幹線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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博多駅 | 138万/坪 (23.0年/53.7坪) | 92.3万/坪 (25.8年/55.1坪) | 138万/坪 (36.8年/127坪) |
久留米駅 | 37.1万/坪 (51.3年/83.2坪) | 34.9万/坪 (30.3年/122坪) | 51.6万/坪 (25.9年/130坪) |
筑後船小屋駅 | - | 13.2万/坪 (35.3年/40.8坪) | 34.9万/坪 (19.3年/148坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
博多駅 138.4 万/坪(昨年同期比 +49.9 %)
博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 138万円/坪(41.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +49.9%( +46.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 25.8年から -10.7 %減)。平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 55.1 坪から -2.5 %減)。平均建物面積は 124.9 坪 (昨年 193.2 坪から -35.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 25.8 年 → 2021年 23.0 年、-10.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 62.5 %)
久留米駅 37.1 万/坪(昨年同期比 +6.3 %)
久留米駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.1万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +6.3%( +2.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 51.3年(昨年 30.3年から +69.4 %増)。平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 121.5 坪から -31.5 %減)。平均建物面積は 35.5 坪 (昨年 195.1 坪から -81.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 21.3 分 → 2021年 12.7 分、-40.6 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 30.3 年 → 2021年 51.3 年、+69.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示