JR相模線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期のJR相模線 (茅ケ崎駅橋本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.9万円/坪(28.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -2.0%( -1.9万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 593 件(1年前(2018年)に比べて -4.7%( -29件/坪)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.5年(昨年 14.4年から -5.9 %減)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 53.6 坪から +1.6 %増)。平均建物面積は 40.1 坪 (昨年 36.1 坪から +11.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が小幅減少。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 11 駅。ほとんどの駅において下落した。香川駅社家駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは香川駅で昨年に比べ +13.4 %、坪単価は 99.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(香川駅社家駅)は +13.3 %(坪単価 +9.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(宮山駅倉見駅)は -27.4 %(坪単価 -25.9 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 47.2 % → 2019年 48.8 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 10.7 % → 2019年 9.1 %)

価格下落要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 1.5 % → 2019年 1.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2018年 23.9 % → 2019年 24.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった厚木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(36.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -12.0%( -16.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -12.5%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった宮山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.8万円/坪(20.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -29.1%( -27.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR相模線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR相模線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
茅ケ崎駅115万/坪
(12.4年/50.3坪)
113万/坪
(12.4年/50.0坪)
112万/坪
(11.8年/47.1坪)
北茅ケ崎駅--77.8万/坪
(5.0年/30.3坪)
香川駅99.4万/坪
(8.3年/52.9坪)
87.7万/坪
(16.1年/48.2坪)
100万/坪
(9.4年/43.9坪)
寒川駅80.5万/坪
(12.5年/49.0坪)
80.0万/坪
(12.7年/48.4坪)
72.8万/坪
(12.8年/69.3坪)
宮山駅67.8万/坪
(14.0年/41.6坪)
95.6万/坪
(1.9年/34.8坪)
82.6万/坪
(4.8年/36.9坪)
倉見駅69.7万/坪
(16.6年/45.2坪)
93.7万/坪
(12.0年/61.7坪)
84.0万/坪
(11.6年/41.7坪)
門沢橋駅84.6万/坪
(8.9年/51.7坪)
105万/坪
(0.4年/35.7坪)
102万/坪
(3.9年/71.1坪)
社家駅68.8万/坪
(15.5年/56.4坪)
60.8万/坪
(22.9年/87.7坪)
116万/坪
(12.9年/36.5坪)
厚木駅122万/坪
(24.6年/41.7坪)
139万/坪
(18.9年/136坪)
120万/坪
(15.2年/47.3坪)
海老名駅108万/坪
(14.2年/59.8坪)
102万/坪
(17.7年/49.6坪)
117万/坪
(13.0年/45.4坪)
入谷駅76.3万/坪
(4.9年/74.9坪)
81.7万/坪
(11.6年/69.6坪)
-
相武台下駅88.8万/坪
(2.5年/37.4坪)
81.7万/坪
(15.5年/64.2坪)
61.0万/坪
(21.1年/45.4坪)
下溝駅72.4万/坪
(2.4年/37.2坪)
87.6万/坪
(5.2年/44.8坪)
62.3万/坪
(22.0年/50.1坪)
原当麻駅84.2万/坪
(5.3年/36.7坪)
91.6万/坪
(10.2年/81.6坪)
92.8万/坪
(10.0年/117坪)
番田駅74.0万/坪
(13.2年/81.8坪)
97.6万/坪
(10.3年/71.0坪)
80.1万/坪
(10.9年/102坪)
上溝駅77.1万/坪
(11.4年/46.8坪)
79.4万/坪
(14.0年/47.9坪)
76.7万/坪
(11.6年/46.0坪)
南橋本駅68.7万/坪
(14.9年/39.2坪)
80.7万/坪
(13.3年/71.8坪)
81.1万/坪
(7.0年/44.8坪)
橋本駅73.2万/坪
(20.4年/69.8坪)
81.0万/坪
(17.5年/53.3坪)
80.0万/坪
(15.4年/72.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

香川駅99.4 万/坪(昨年同期比 +13.4 %)

香川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.4万円/坪(30.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +13.4%( +11.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 22 件(1年前(2018年)に比べて +10.0%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 8.3年(昨年 16.1年から -48.4 %減)。平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 48.2 坪から +9.7 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 28.0 坪から +18.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 16.1 年 → 2019年 8.3 年、-48.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 11.4 分 → 2019年 9.9 分、-13.5 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.8 % → 2019年 4.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 36.8 % → 2019年 38.1 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 13.6 %)

社家駅68.8 万/坪(昨年同期比 +13.2 %)

社家駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.8万円/坪(20.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +13.2%( +8.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +250.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.5年(昨年 22.9年から -32.1 %減)。平均土地面積は 56.4 坪 (昨年 87.7 坪から -35.7 %減)。平均建物面積は 35.2 坪 (昨年 98.3 坪から -64.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 22.9 年 → 2019年 15.5 年、-32.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.0 分 → 2019年 16.0 分、+100.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 42.9 %)

宮山駅67.8 万/坪(昨年同期比 -29.1 %)

宮山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.8万円/坪(20.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -29.1%( -27.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 14.0年(昨年 1.9年から +630.2 %増)。平均土地面積は 41.6 坪 (昨年 34.8 坪から +19.6 %増)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 28.2 坪から +9.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 1.9 年 → 2019年 14.0 年、+630.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.3 分 → 2019年 16.2 分、+31.1 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 50.0 %)

倉見駅69.7 万/坪(昨年同期比 -25.7 %)

倉見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -25.7%( -24.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて -23.5%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 16.6年(昨年 12.0年から +38.5 %増)。平均土地面積は 45.2 坪 (昨年 61.7 坪から -26.7 %減)。平均建物面積は 71.1 坪 (昨年 28.5 坪から +149.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 18.3 分 → 2019年 13.8 分、-24.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 52.9 % → 2019年 58.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 12.0 年 → 2019年 16.6 年、+38.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.9 % → 2019年 16.7 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 17.6 % → 2019年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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