JR相模線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期のJR相模線 (茅ケ崎駅橋本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.2万円/坪(26.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -7.5%( -7.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 144 件(1年前(2018年)に比べて +5.9%( +8件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 13.9年(昨年 17.1年から -18.5 %減)。平均土地面積は 60.6 坪 (昨年 59.1 坪から +2.6 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 37.4 坪から +21.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。厚木駅下溝駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは社家駅で昨年に比べ +761.5 %、坪単価は 66.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(社家駅下溝駅)は +419.7 %(坪単価 +46.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(原当麻駅上溝駅)は -36.3 %(坪単価 -39.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 17.1 年 → 2019年 13.9 年、-18.5 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.2 % → 2019年 46.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.5 % → 2019年 8.4 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 25.4 分 → 2019年 28.1 分、+10.7 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 23.6 % → 2019年 26.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった厚木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +49.3%( +43.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった上溝駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.7万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -31.9%( -24.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -10.0%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

JR相模線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR相模線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
茅ケ崎駅111万/坪
(9.6年/48.0坪)
110万/坪
(14.7年/47.7坪)
116万/坪
(12.0年/55.5坪)
北茅ケ崎駅---
香川駅92.1万/坪
(8.8年/40.2坪)
101万/坪
(21.5年/42.7坪)
103万/坪
(1.4年/34.1坪)
寒川駅75.4万/坪
(22.0年/63.0坪)
85.0万/坪
(14.2年/59.4坪)
60.2万/坪
(16.3年/53.9坪)
宮山駅-101万/坪
(0.8年/33.3坪)
109万/坪
(6.8年/28.0坪)
倉見駅66.1万/坪
(16.3年/65.0坪)
88.2万/坪
(0.8年/46.1坪)
91.6万/坪
(9.8年/71.1坪)
門沢橋駅94.0万/坪
(0.8年/39.3坪)
89.5万/坪
(0.8年/25.7坪)
110万/坪
(0.6年/37.2坪)
社家駅66.1万/坪
(0.8年/30.3坪)
7.7万/坪
(45.8年/145坪)
-
厚木駅132万/坪
(0.8年/30.3坪)
88.5万/坪
(16.8年/106坪)
114万/坪
(23.8年/21.9坪)
海老名駅96.3万/坪
(18.9年/77.6坪)
119万/坪
(20.9年/60.1坪)
130万/坪
(17.1年/53.4坪)
入谷駅82.5万/坪
(0.8年/49.2坪)
--
相武台下駅108万/坪
(0.4年/36.3坪)
119万/坪
(38.8年/157坪)
90.5万/坪
(0.8年/51.4坪)
下溝駅80.8万/坪
(0.8年/35.3坪)
45.5万/坪
(21.8年/36.3坪)
59.2万/坪
(42.8年/54.5坪)
原当麻駅78.3万/坪
(9.2年/34.5坪)
132万/坪
(8.5年/111坪)
80.5万/坪
(10.9年/112坪)
番田駅72.4万/坪
(9.1年/46.9坪)
67.7万/坪
(0.8年/34.4坪)
107万/坪
(6.1年/42.4坪)
上溝駅51.7万/坪
(21.7年/41.8坪)
75.9万/坪
(15.8年/53.2坪)
80.3万/坪
(9.3年/60.1坪)
南橋本駅82.2万/坪
(13.4年/41.1坪)
78.2万/坪
(13.1年/32.3坪)
82.1万/坪
(9.5年/46.9坪)
橋本駅73.3万/坪
(16.9年/84.6坪)
80.2万/坪
(20.8年/64.7坪)
87.9万/坪
(15.5年/56.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

社家駅66.1 万/坪(昨年同期比 +761.5 %)

社家駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +761.5%( +58.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 0.8年(昨年 45.8年から -98.4 %減)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 145.2 坪から -79.2 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 169.4 坪から -82.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 45.8 年 → 2019年 0.8 年、-98.4 %と大きく減少)

下溝駅80.8 万/坪(昨年同期比 +77.8 %)

下溝駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.8万円/坪(24.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +77.8%( +35.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.8年(昨年 21.8年から -96.5 %減)。平均土地面積は 35.3 坪 (昨年 36.3 坪から -2.8 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 24.2 坪から +18.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 21.8 年 → 2019年 0.8 年、-96.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 15.0 分 → 2019年 12.3 分、-17.8 %と減少)

原当麻駅78.3 万/坪(昨年同期比 -40.7 %)

原当麻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.3万円/坪(23.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -40.7%( -53.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 9.2年(昨年 8.5年から +7.6 %増)。平均土地面積は 34.5 坪 (昨年 110.8 坪から -68.9 %減)。平均建物面積は 27.8 坪 (昨年 32.1 坪から -13.4 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 60.0 %)

上溝駅51.7 万/坪(昨年同期比 -31.9 %)

上溝駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.7万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -31.9%( -24.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -10.0%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 21.7年(昨年 15.8年から +37.4 %増)。平均土地面積は 41.8 坪 (昨年 53.2 坪から -21.4 %減)。平均建物面積は 64.7 坪 (昨年 41.7 坪から +55.2 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 22.9 分 → 2019年 18.0 分、-21.4 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 22.2 % → 2019年 11.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 15.8 年 → 2019年 21.7 年、+37.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 44.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 44.4 % → 2019年 11.1 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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