相模鉄道本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期の相模鉄道本線 (横浜駅海老名駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 128万円/坪(38.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +6.4%( +7.7万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 175 件(1年前(2021年)に比べて -29.4%( -73件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.1年(昨年 14.5年から +17.7 %増)。平均土地面積は 48.5 坪 (昨年 45.1 坪から +7.6 %増)。平均建物面積は 43.4 坪 (昨年 35.7 坪から +21.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 11 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。全体的に上昇基調。和田町駅二俣川駅さがみ野駅かしわ台駅海老名駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはかしわ台駅で昨年に比べ +63.8 %、坪単価は 130 万円/坪となった。

上位 2 駅(かしわ台駅和田町駅)は +47.7 %(坪単価 +42.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(横浜駅星川駅)は -43.5 %(坪単価 -106.5 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 14.5 年 → 2022年 17.1 年、+17.7 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.6 % → 2022年 17.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.3 % → 2022年 24.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった天王町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 193万円/坪(58.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +1.7%( +3.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった相模大塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.6万円/坪(24.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -27.1%( -29.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

相模鉄道本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
相模鉄道本線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
横浜駅160万/坪
(28.0年/73.2坪)
315万/坪
(19.3年/82.2坪)
153万/坪
(24.6年/73.9坪)
平沼橋駅87.0万/坪
(41.0年/93.8坪)
-183万/坪
(1.0年/16.6坪)
西横浜駅-104万/坪
(31.9年/56.8坪)
160万/坪
(0年/28.0坪)
天王町駅193万/坪
(14.8年/30.6坪)
190万/坪
(3.5年/30.3坪)
85.8万/坪
(30.0年/34.8坪)
星川駅96.1万/坪
(21.7年/27.2坪)
154万/坪
(7.9年/39.7坪)
126万/坪
(9.1年/41.2坪)
和田町駅146万/坪
(12.2年/40.8坪)
111万/坪
(24.0年/41.7坪)
116万/坪
(9.8年/32.7坪)
上星川駅132万/坪
(5.8年/46.1坪)
117万/坪
(13.8年/36.6坪)
106万/坪
(21.4年/39.1坪)
西谷駅120万/坪
(30.6年/81.4坪)
126万/坪
(14.2年/44.2坪)
100万/坪
(14.2年/41.8坪)
鶴ケ峰駅120万/坪
(18.2年/39.5坪)
128万/坪
(4.2年/36.3坪)
108万/坪
(13.9年/39.6坪)
二俣川駅152万/坪
(14.6年/39.9坪)
126万/坪
(14.6年/38.0坪)
146万/坪
(4.8年/35.8坪)
希望ケ丘駅135万/坪
(13.0年/37.6坪)
115万/坪
(24.3年/48.5坪)
115万/坪
(15.1年/35.7坪)
三ツ境駅137万/坪
(14.4年/54.7坪)
122万/坪
(16.2年/70.6坪)
117万/坪
(17.2年/49.6坪)
瀬谷駅125万/坪
(25.6年/55.6坪)
123万/坪
(12.6年/43.0坪)
126万/坪
(9.4年/51.4坪)
大和駅120万/坪
(15.0年/40.0坪)
120万/坪
(7.3年/35.3坪)
106万/坪
(10.0年/49.4坪)
相模大塚駅79.6万/坪
(15.0年/34.8坪)
109万/坪
(1.0年/31.8坪)
114万/坪
(7.0年/32.4坪)
さがみ野駅104万/坪
(15.8年/83.2坪)
85.2万/坪
(18.4年/38.6坪)
88.9万/坪
(18.8年/43.7坪)
かしわ台駅130万/坪
(5.7年/42.1坪)
79.3万/坪
(17.5年/44.3坪)
93.6万/坪
(9.7年/32.1坪)
海老名駅108万/坪
(14.1年/42.2坪)
89.7万/坪
(22.5年/55.2坪)
123万/坪
(11.2年/55.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

かしわ台駅129.8 万/坪(昨年同期比 +63.8 %)

かしわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +63.8%( +50.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -30.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 5.7年(昨年 17.5年から -67.3 %減)。平均土地面積は 42.1 坪 (昨年 44.3 坪から -4.9 %減)。平均建物面積は 32.6 坪 (昨年 29.3 坪から +11.2 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 17.5 年 → 2022年 5.7 年、-67.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 30.0 % → 2022年 71.4 %)

和田町駅146.4 万/坪(昨年同期比 +31.6 %)

和田町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 146万円/坪(44.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +31.6%( +35.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.2年(昨年 24.0年から -49.2 %減)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 41.7 坪から -2.2 %減)。平均建物面積は 35.4 坪 (昨年 27.2 坪から +30.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 24.0 年 → 2022年 12.2 年、-49.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.0 分 → 2022年 6.2 分、-31.1 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 70.0 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 10.0 %)

横浜駅159.9 万/坪(昨年同期比 -49.2 %)

横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 160万円/坪(48.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -49.2%( -154.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 28.0年(昨年 19.3年から +45.5 %増)。平均土地面積は 73.2 坪 (昨年 82.2 坪から -10.9 %減)。平均建物面積は 53.2 坪 (昨年 60.1 坪から -11.4 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 19.3 年 → 2022年 28.0 年、+45.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.7 分 → 2022年 16.3 分、+40.0 %と大きく増加)

星川駅96.1 万/坪(昨年同期比 -37.7 %)

星川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.1万円/坪(29.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -37.7%( -58.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -83.3%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.7年(昨年 7.9年から +175.1 %増)。平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 39.7 坪から -31.5 %減)。平均建物面積は 31.3 坪 (昨年 29.8 坪から +4.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.9 分 → 2022年 7.3 分、-38.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 7.9 年 → 2022年 21.7 年、+175.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.2 % → 2022年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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