相模鉄道本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年10月〜12月期の相模鉄道本線 (横浜駅海老名駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +3.5%( +4.0万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 217 件(1年前(2020年)に比べて -11.4%( -28件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 19.2年(昨年 14.3年から +34.2 %増)。平均土地面積は 47.7 坪 (昨年 41.6 坪から +14.6 %増)。平均建物面積は 38.3 坪 (昨年 34.1 坪から +12.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。和田町駅三ツ境駅瀬谷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは瀬谷駅で昨年に比べ +46.7 %、坪単価は 131 万円/坪となった。

上位 2 駅(瀬谷駅三ツ境駅)は +44.1 %(坪単価 +41.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(天王町駅西横浜駅)は -54.0 %(坪単価 -125.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.1 % → 2021年 8.3 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.1 % → 2021年 3.8 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 14.3 年 → 2021年 19.2 年、+34.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.4 % → 2021年 20.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 43.6 % → 2021年 26.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 166万円/坪(50.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -14.0%( -26.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となったかしわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -32.5%( -33.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて -9.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

相模鉄道本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
相模鉄道本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
横浜駅166万/坪
(42.0年/71.5坪)
193万/坪
(2.6年/25.4坪)
299万/坪
(9.3年/21.2坪)
平沼橋駅-110万/坪
(39.8年/40.8坪)
195万/坪
(-0.25年/45.4坪)
西横浜駅85.0万/坪
(44.5年/42.4坪)
128万/坪
(16.8年/29.2坪)
126万/坪
(13.3年/26.6坪)
天王町駅71.9万/坪
(41.8年/63.5坪)
280万/坪
(-0.25年/42.4坪)
74.4万/坪
(18.3年/21.2坪)
星川駅115万/坪
(13.6年/63.1坪)
97.9万/坪
(20.8年/33.1坪)
138万/坪
(8.0年/49.3坪)
和田町駅150万/坪
(10.6年/38.7坪)
110万/坪
(9.4年/84.9坪)
134万/坪
(29.0年/112坪)
上星川駅114万/坪
(24.3年/35.4坪)
114万/坪
(14.8年/37.1坪)
94.9万/坪
(16.6年/43.9坪)
西谷駅109万/坪
(24.8年/45.8坪)
108万/坪
(17.4年/44.7坪)
110万/坪
(14.7年/45.1坪)
鶴ケ峰駅104万/坪
(25.7年/47.5坪)
114万/坪
(11.7年/37.1坪)
110万/坪
(10.6年/64.2坪)
二俣川駅141万/坪
(15.1年/47.2坪)
128万/坪
(15.7年/41.6坪)
113万/坪
(19.0年/51.5坪)
希望ケ丘駅137万/坪
(18.7年/42.1坪)
123万/坪
(14.3年/48.3坪)
131万/坪
(13.2年/48.9坪)
三ツ境駅142万/坪
(11.5年/36.7坪)
101万/坪
(18.9年/47.4坪)
103万/坪
(21.9年/92.7坪)
瀬谷駅131万/坪
(9.9年/44.1坪)
89.0万/坪
(27.1年/40.6坪)
100万/坪
(20.2年/38.9坪)
大和駅126万/坪
(20.6年/30.0坪)
135万/坪
(5.8年/34.5坪)
93.9万/坪
(22.5年/41.6坪)
相模大塚駅-97.7万/坪
(8.5年/74.1坪)
126万/坪
(0.8年/31.8坪)
さがみ野駅86.0万/坪
(24.0年/29.5坪)
113万/坪
(3.9年/31.8坪)
94.2万/坪
(15.7年/36.6坪)
かしわ台駅69.7万/坪
(24.6年/92.1坪)
103万/坪
(10.2年/34.4坪)
91.4万/坪
(13.3年/31.0坪)
海老名駅106万/坪
(17.9年/60.3坪)
90.9万/坪
(13.8年/43.4坪)
96.3万/坪
(18.9年/77.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

瀬谷駅130.6 万/坪(昨年同期比 +46.7 %)

瀬谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 131万円/坪(39.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +46.7%( +41.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(1年前(2020年)に比べて +45.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 9.9年(昨年 27.1年から -63.6 %減)。平均土地面積は 44.1 坪 (昨年 40.6 坪から +8.6 %増)。平均建物面積は 30.9 坪 (昨年 28.7 坪から +7.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 27.1 年 → 2021年 9.9 年、-63.6 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.0 % → 2021年 17.2 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 34.5 %)

三ツ境駅142.2 万/坪(昨年同期比 +41.5 %)

三ツ境駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(43.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +41.5%( +41.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて -8.0%( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 11.5年(昨年 18.9年から -39.0 %減)。平均土地面積は 36.7 坪 (昨年 47.4 坪から -22.5 %減)。平均建物面積は 49.8 坪 (昨年 41.5 坪から +20.2 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 18.9 年 → 2021年 11.5 年、-39.0 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 34.8 % → 2021年 47.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 30.4 % → 2021年 26.1 %)

天王町駅71.9 万/坪(昨年同期比 -74.3 %)

天王町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.9万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -74.3%( -207.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 41.8年(昨年 -0.2年から -17044.4 %減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 42.4 坪から +50.0 %増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 23.4 坪から +196.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 -0.2 年 → 2021年 41.8 年、-17044.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2020年 9.5 分 → 2021年 11.0 分、+15.8 %と増加)

西横浜駅85.0 万/坪(昨年同期比 -33.7 %)

西横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.0万円/坪(25.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -33.7%( -43.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 44.5年(昨年 16.8年から +165.6 %増)。平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 29.2 坪から +45.2 %増)。平均建物面積は 35.9 坪 (昨年 45.6 坪から -21.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 12.3 分 → 2021年 9.5 分、-22.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 16.8 年 → 2021年 44.5 年、+165.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 75.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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