中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の東海道新幹線 (新横浜駅~小田原駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(32.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -7.8%( -9.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて +44.4%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 33.9年から -23.5 %減)。平均土地面積は 58.3 坪 (昨年 96.0 坪から -39.3 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 32.0 坪から -5.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。新横浜駅、小田原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小田原駅で昨年に比べ +77.1 %、坪単価は 62.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(小田原駅)は +77.1 %(坪単価 +27.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新横浜駅)は +28.9 %(坪単価 +52.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 33.9 年 → 2021年 25.9 年、-23.5 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 25.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 12.0 分 → 2021年 13.8 分、+14.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 41.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 232万円/坪(70.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +28.9%( +52.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小田原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.6万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +77.1%( +27.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +150.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
東海道新幹線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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新横浜駅 | 232万/坪 (0.25年/32.8坪) | 180万/坪 (30.3年/137坪) | 160万/坪 (31.3年/67.6坪) |
小田原駅 | 62.6万/坪 (34.5年/65.9坪) | 35.4万/坪 (39.9年/44.2坪) | 70.6万/坪 (38.5年/102坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小田原駅 62.6 万/坪(昨年同期比 +77.1 %)
小田原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.6万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +77.1%( +27.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +150.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.5年(昨年 39.9年から -13.6 %減)。平均土地面積は 65.9 坪 (昨年 44.2 坪から +49.1 %増)。平均建物面積は 31.2 坪 (昨年 30.8 坪から +1.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 39.9 年 → 2021年 34.5 年、-13.6 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 55.6 %)
新横浜駅 232.1 万/坪(昨年同期比 +28.9 %)
新横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 232万円/坪(70.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +28.9%( +52.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.3年(昨年 30.3年から -99.2 %減)。平均土地面積は 32.8 坪 (昨年 137.3 坪から -76.1 %減)。平均建物面積は 27.7 坪 (昨年 32.9 坪から -15.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.3 年 → 2021年 0.3 年、-99.2 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示