小田急多摩線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜3月期の小田急多摩線 (新百合ケ丘駅はるひ野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 153万円/坪(46.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -1.8%( -2.8万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 27 件(1年前(2020年)に比べて +22.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 14.3年(昨年 17.1年から -16.4 %減)。平均土地面積は 73.4 坪 (昨年 54.0 坪から +36.0 %増)。平均建物面積は 54.2 坪 (昨年 45.5 坪から +19.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。栗平駅はるひ野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのははるひ野駅で昨年に比べ +44.9 %、坪単価は 146 万円/坪となった。

上位 1 駅(はるひ野駅)は +44.9 %(坪単価 +45.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(五月台駅)は -21.4 %(坪単価 -36.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2020年 17.1 年 → 2021年 14.3 年、-16.4 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.5 % → 2021年 11.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 27.3 % → 2021年 33.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.9 分 → 2021年 20.7 分、+60.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.7 % → 2021年 25.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった栗平駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 168万円/坪(50.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +20.9%( +28.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった五月台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -21.4%( -36.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

小田急多摩線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
小田急多摩線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新百合ケ丘駅159万/坪
(14.3年/67.0坪)
157万/坪
(22.0年/53.2坪)
134万/坪
(16.5年/56.6坪)
五月台駅134万/坪
(16.3年/44.6坪)
170万/坪
(6.2年/56.0坪)
147万/坪
(9.6年/55.7坪)
栗平駅168万/坪
(8.7年/51.9坪)
139万/坪
(11.0年/46.9坪)
170万/坪
(7.6年/45.4坪)
黒川駅76.3万/坪
(21.0年/393坪)
-151万/坪
(2.0年/30.3坪)
はるひ野駅146万/坪
(16.0年/49.9坪)
101万/坪
(15.0年/69.6坪)
167万/坪
(0.5年/37.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

はるひ野駅146.0 万/坪(昨年同期比 +44.9 %)

はるひ野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 146万円/坪(44.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +44.9%( +45.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 16.0年(昨年 15.0年から +6.7 %増)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 69.6 坪から -28.3 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 63.5 坪から -42.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 8.0 分 → 2021年 5.0 分、-37.5 %と大きく減少)

五月台駅133.6 万/坪(昨年同期比 -21.4 %)

五月台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -21.4%( -36.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 16.3年(昨年 6.2年から +162.0 %増)。平均土地面積は 44.6 坪 (昨年 56.0 坪から -20.3 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 33.0 坪から -3.7 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 6.2 年 → 2021年 16.3 年、+162.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 60.0 % → 2021年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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