中古一戸建て相場の概況
2019年7月〜9月期の小田急多摩線 (新百合ケ丘駅~はるひ野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 145万円/坪(43.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -7.6%( -12.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 18 件(1年前(2018年)に比べて -37.9%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.1年(昨年 14.7年から -30.9 %減)。平均土地面積は 51.7 坪 (昨年 48.7 坪から +6.1 %増)。平均建物面積は 37.6 坪 (昨年 35.0 坪から +7.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。新百合ケ丘駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは栗平駅で昨年に比べ -18.3 %、坪単価は 151 万円/坪となった。
上位 1 駅(新百合ケ丘駅)は -4.8 %(坪単価 -7.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(栗平駅)は -18.3 %(坪単価 -34.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 14.7 年 → 2019年 10.1 年、-30.9 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 46.4 % → 2019年 55.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 15.1 分 → 2019年 17.2 分、+13.9 %と増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった栗平駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 151万円/坪(45.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -18.3%( -34.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -57.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新百合ケ丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 143万円/坪(43.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -4.8%( -7.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて -38.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
小田急多摩線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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新百合ケ丘駅 | 143万/坪 (10.6年/54.3坪) | 150万/坪 (17.1年/50.2坪) | 121万/坪 (12.6年/56.6坪) |
五月台駅 | - | 129万/坪 (11.5年/42.4坪) | 80.3万/坪 (28.5年/52.9坪) |
栗平駅 | 151万/坪 (11.8年/44.4坪) | 185万/坪 (8.1年/45.2坪) | 160万/坪 (0.17年/43.9坪) |
黒川駅 | 159万/坪 (1.5年/37.8坪) | - | 143万/坪 (16.2年/42.4坪) |
はるひ野駅 | 146万/坪 (7.5年/52.9坪) | - | 186万/坪 (0.00年/58.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新百合ケ丘駅 142.6 万/坪(昨年同期比 -4.8 %)
新百合ケ丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 143万円/坪(43.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -4.8%( -7.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて -38.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.6年(昨年 17.1年から -38.1 %減)。平均土地面積は 54.3 坪 (昨年 50.2 坪から +8.2 %増)。平均建物面積は 39.4 坪 (昨年 36.8 坪から +7.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 17.1 年 → 2019年 10.6 年、-38.1 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 45.0 % → 2019年 53.8 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 30.0 % → 2019年 15.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 18.3 分 → 2019年 20.3 分、+11.1 %と増加)
栗平駅 151.5 万/坪(昨年同期比 -18.3 %)
栗平駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 151万円/坪(45.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -18.3%( -34.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -57.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.8年(昨年 8.1年から +46.6 %増)。平均土地面積は 44.4 坪 (昨年 45.2 坪から -1.8 %減)。平均建物面積は 32.8 坪 (昨年 30.8 坪から +6.6 %増)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 57.1 % → 2019年 66.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 8.1 年 → 2019年 11.8 年、+46.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2018年 7.1 分 → 2019年 8.0 分、+12.0 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示