伊豆箱根鉄道大雄山線 価格相場レポート
- 物件種別:中古一戸建て
- 対象路線:伊豆箱根鉄道大雄山線
小田原駅 大雄山駅 【12 駅】 - 調査期間:2022 - 1Q
2022年1月 2022年3月
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の伊豆箱根鉄道大雄山線 (小田原駅~大雄山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.1万円/坪(19.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +7.0%( +4.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて -37.0%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 18.4年から +13.2 %増)。平均土地面積は 90.0 坪 (昨年 46.8 坪から +92.3 %増)。平均建物面積は 97.3 坪 (昨年 31.1 坪から +212.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。小田原駅、和田河原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは和田河原駅で昨年に比べ +62.9 %、坪単価は 88.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(和田河原駅、小田原駅)は +42.1 %(坪単価 +22.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(飯田岡駅、大雄山駅)は -43.8 %(坪単価 -28.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 23.1 % → 2022年 12.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 18.4 年 → 2022年 20.8 年、+13.2 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.6 分 → 2022年 13.1 分、+23.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 15.4 % → 2022年 50.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 53.8 % → 2022年 31.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった緑町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.5万円/坪(29.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -8.8%( -9.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった飯田岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -69.5%( -49.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
伊豆箱根鉄道大雄山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小田原駅 | 60.1万/坪 (32.9年/49.3坪) | 49.6万/坪 (44.0年/62.3坪) | 87.9万/坪 (24.5年/68.1坪) |
緑町駅 | 96.5万/坪 (12.5年/234坪) | 106万/坪 (0年/43.9坪) | - |
井細田駅 | - | 74.4万/坪 (29.0年/66.6坪) | - |
五百羅漢駅 | - | - | - |
穴部駅 | - | 50.6万/坪 (46.0年/62.0坪) | - |
飯田岡駅 | 21.8万/坪 (0年/178坪) | 71.5万/坪 (1.0年/40.8坪) | 145万/坪 (60.0年/133坪) |
相模沼田駅 | 70.1万/坪 (10.5年/58.2坪) | 60.7万/坪 (11.3年/40.8坪) | 70.4万/坪 (17.0年/81.7坪) |
岩原駅 | - | 71.9万/坪 (0年/45.4坪) | - |
塚原駅 | 66.1万/坪 (1.0年/34.8坪) | 70.9万/坪 (0.25年/40.1坪) | - |
和田河原駅 | 88.2万/坪 (0年/48.4坪) | 54.1万/坪 (11.0年/35.3坪) | - |
富士フイルム前駅 | - | - | - |
大雄山駅 | 34.1万/坪 (22.0年/254坪) | 41.6万/坪 (22.0年/33.3坪) | 44.4万/坪 (14.0年/156坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
和田河原駅 88.2 万/坪(昨年同期比 +62.9 %)
和田河原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.2万円/坪(26.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +62.9%( +34.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.0年(昨年 11.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 35.3 坪から +37.1 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 29.2 坪から +8.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 11.0 年 → 2022年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.3 分 → 2022年 6.0 分、-35.7 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 100.0 %)
小田原駅 60.1 万/坪(昨年同期比 +21.3 %)
小田原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.1万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +21.3%( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.9年(昨年 44.0年から -25.3 %減)。平均土地面積は 49.3 坪 (昨年 62.3 坪から -20.7 %減)。平均建物面積は 90.0 坪 (昨年 33.0 坪から +172.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 44.0 年 → 2022年 32.9 年、-25.3 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 80.0 % → 2022年 25.0 %)
飯田岡駅 21.8 万/坪(昨年同期比 -69.5 %)
飯田岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -69.5%( -49.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 178.5 坪 (昨年 40.8 坪から +337.0 %増)。平均建物面積は 124.0 坪 (昨年 29.7 坪から +316.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.3 分 → 2022年 13.0 分、+200.0 %と大きく増加)
大雄山駅 34.1 万/坪(昨年同期比 -18.0 %)
大雄山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.1万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -18.0%( -7.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 22.0年から -0.0 %減)。平均土地面積は 254.1 坪 (昨年 33.3 坪から +663.6 %増)。平均建物面積は 193.6 坪 (昨年 25.2 坪から +668.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 12.7 分 → 2022年 3.0 分、-76.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示