伊豆箱根鉄道大雄山線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年4月〜6月期の伊豆箱根鉄道大雄山線 (小田原駅大雄山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.7万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +49.0%( +20.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 28 件(1年前(2020年)に比べて +154.5%( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.2年(昨年 38.3年から -47.3 %減)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 70.1 坪から -5.1 %減)。平均建物面積は 30.5 坪 (昨年 33.9 坪から -10.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。小田原駅飯田岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小田原駅で昨年に比べ +77.1 %、坪単価は 62.6 万円/坪となった。

上位 1 駅(小田原駅)は +77.1 %(坪単価 +27.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和田河原駅)は +9.0 %(坪単価 +4.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 38.3 年 → 2021年 20.2 年、-47.3 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 9.1 % → 2021年 28.6 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 55.6 % → 2021年 32.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった飯田岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +36.0%( +21.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった和田河原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.8万円/坪(16.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +9.0%( +4.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

伊豆箱根鉄道大雄山線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
伊豆箱根鉄道大雄山線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
小田原駅62.6万/坪
(34.5年/65.9坪)
35.4万/坪
(39.9年/44.2坪)
70.6万/坪
(38.5年/102坪)
緑町駅-95.5万/坪
(58.3年/54.5坪)
-
井細田駅-64.7万/坪
(31.3年/81.7坪)
60.6万/坪
(38.3年/25.7坪)
五百羅漢駅72.8万/坪
(0.25年/39.3坪)
-55.1万/坪
(18.3年/31.8坪)
穴部駅-2.0万/坪
(48.3年/93.8坪)
-
飯田岡駅79.3万/坪
(0.8年/40.1坪)
58.3万/坪
(11.3年/52.2坪)
46.0万/坪
(22.3年/49.9坪)
相模沼田駅79.9万/坪
(0.25年/68.6坪)
--
岩原駅---
塚原駅66.1万/坪
(20.8年/52.9坪)
-69.6万/坪
(0.25年/40.8坪)
和田河原駅54.8万/坪
(10.7年/40.5坪)
50.2万/坪
(27.3年/166坪)
-
富士フイルム前駅--6.8万/坪
(0年/37.8坪)
大雄山駅44.7万/坪
(32.3年/133坪)
-40.8万/坪
(29.0年/53.7坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

小田原駅62.6 万/坪(昨年同期比 +77.1 %)

小田原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.6万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +77.1%( +27.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +150.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 34.5年(昨年 39.9年から -13.6 %減)。平均土地面積は 65.9 坪 (昨年 44.2 坪から +49.1 %増)。平均建物面積は 31.2 坪 (昨年 30.8 坪から +1.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2020年 39.9 年 → 2021年 34.5 年、-13.6 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 % → 2021年 55.6 %)

和田河原駅54.8 万/坪(昨年同期比 +9.0 %)

和田河原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.8万円/坪(16.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +9.0%( +4.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 10.7年(昨年 27.3年から -60.9 %減)。平均土地面積は 40.5 坪 (昨年 166.4 坪から -75.6 %減)。平均建物面積は 29.0 坪 (昨年 37.8 坪から -23.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 27.3 年 → 2021年 10.7 年、-60.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2020年 7.0 分 → 2021年 5.8 分、-17.1 %と減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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