金沢シーサイドライン 価格相場レポート
- 物件種別:中古一戸建て
- 対象路線:金沢シーサイドライン
新杉田駅 金沢八景駅 【14 駅】 - 調査期間:2022 - FY
2022年1月 2022年12月
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜12月期の金沢シーサイドライン (新杉田駅~金沢八景駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 159万円/坪(48.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +33.5%( +39.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 35 件(1年前(2021年)に比べて -25.5%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.9年(昨年 18.9年から +26.3 %増)。平均土地面積は 57.0 坪 (昨年 48.5 坪から +17.5 %増)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 60.2 坪から -41.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。金沢八景駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは鳥浜駅で昨年に比べ +223.7 %、坪単価は 306 万円/坪となった。
上位 2 駅(鳥浜駅、金沢八景駅)は +131.2 %(坪単価 +130.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新杉田駅、野島公園駅)は +4.4 %(坪単価 +4.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 18.9 年 → 2022年 23.9 年、+26.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.3 分 → 2022年 14.9 分、+31.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 19.6 % → 2022年 27.3 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 43.5 % → 2022年 24.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳥浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 306万円/坪(92.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +223.7%( +211.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新杉田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(36.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -3.4%( -4.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
金沢シーサイドライン | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新杉田駅 | 119万/坪 (16.9年/46.6坪) | 123万/坪 (20.0年/33.0坪) | 90.7万/坪 (21.5年/57.8坪) |
南部市場駅 | - | 132万/坪 (1.0年/15.1坪) | - |
鳥浜駅 | 306万/坪 (45.0年/363坪) | 94.6万/坪 (39.3年/168坪) | 116万/坪 (9.3年/30.3坪) |
並木北駅 | - | 67.1万/坪 (33.0年/160坪) | - |
並木中央駅 | - | - | - |
幸浦駅 | - | - | - |
産業振興センター駅 | - | - | - |
福浦駅 | - | - | |
市大医学部駅 | - | - | - |
海の公園柴口駅 | 135万/坪 (34.8年/60.5坪) | 117万/坪 (31.6年/51.4坪) | 107万/坪 (29.3年/57.8坪) |
海の公園南口駅 | 132万/坪 (10.8年/19.7坪) | 114万/坪 (23.5年/25.7坪) | 104万/坪 (15.5年/29.5坪) |
野島公園駅 | 119万/坪 (26.1年/64.4坪) | 106万/坪 (14.8年/28.7坪) | 110万/坪 (11.0年/40.5坪) |
金沢八景駅 | 177万/坪 (23.6年/42.5坪) | 127万/坪 (12.5年/50.5坪) | 119万/坪 (9.8年/48.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鳥浜駅 306.1 万/坪(昨年同期比 +223.7 %)
鳥浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 306万円/坪(92.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +223.7%( +211.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.0年(昨年 39.3年から +14.6 %増)。平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 167.9 坪から +116.2 %増)。平均建物面積は 81.7 坪 (昨年 75.6 坪から +8.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 16.5 分 → 2022年 14.0 分、-15.2 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 39.3 年 → 2022年 45.0 年、+14.6 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
金沢八景駅 176.7 万/坪(昨年同期比 +38.7 %)
金沢八景駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 177万円/坪(53.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +38.7%( +49.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2021年)に比べて +5.6%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 23.6年(昨年 12.5年から +89.8 %増)。平均土地面積は 42.5 坪 (昨年 50.5 坪から -15.8 %減)。平均建物面積は 27.4 坪 (昨年 74.4 坪から -63.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 22.2 % → 2022年 21.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 12.5 年 → 2022年 23.6 年、+89.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 15.6 分 → 2022年 20.6 分、+32.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 % → 2022年 31.6 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 61.1 % → 2022年 31.6 %)
新杉田駅 119.1 万/坪(昨年同期比 -3.4 %)
新杉田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(36.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -3.4%( -4.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.9年(昨年 20.0年から -15.5 %減)。平均土地面積は 46.6 坪 (昨年 33.0 坪から +41.3 %増)。平均建物面積は 58.1 坪 (昨年 34.5 坪から +68.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 20.0 年 → 2022年 16.9 年、-15.5 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 11.5 分 → 2022年 10.2 分、-11.3 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 % → 2022年 20.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 60.0 %)
野島公園駅 119.1 万/坪(昨年同期比 +12.3 %)
野島公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(36.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +12.3%( +13.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 14.8年から +76.0 %増)。平均土地面積は 64.4 坪 (昨年 28.7 坪から +124.1 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 26.5 坪から +25.7 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 14.8 年 → 2022年 26.1 年、+76.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 6.0 分 → 2022年 6.7 分、+11.9 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示