グリーンライン 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期のグリーンライン (中山駅日吉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(42.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -13.9%( -22.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 53 件(1年前(2018年)に比べて -25.4%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 16.6年(昨年 11.8年から +40.3 %増)。平均土地面積は 42.2 坪 (昨年 47.2 坪から -10.7 %減)。平均建物面積は 33.4 坪 (昨年 42.9 坪から -22.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。北山田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北山田駅で昨年に比べ +24.3 %、坪単価は 212 万円/坪となった。

上位 2 駅(北山田駅中山駅)は +14.9 %(坪単価 +24.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(川和町駅日吉駅)は -33.8 %(坪単価 -59.0 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 11.8 年 → 2019年 16.6 年、+40.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 15.7 % → 2019年 29.4 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.6 % → 2019年 15.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった北山田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 212万円/坪(64.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +24.3%( +41.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった川和町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.0万円/坪(29.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -34.0%( -49.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

グリーンライン(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
グリーンライン現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
中山駅143万/坪
(7.6年/35.3坪)
136万/坪
(9.3年/51.0坪)
121万/坪
(12.7年/64.9坪)
川和町駅96.0万/坪
(20.4年/39.8坪)
145万/坪
(3.8年/37.8坪)
90.3万/坪
(26.5年/44.2坪)
都筑ふれあいの丘駅184万/坪
(15.3年/53.4坪)
180万/坪
(21.4年/54.7坪)
162万/坪
(13.8年/43.9坪)
センター南駅176万/坪
(21.3年/65.4坪)
174万/坪
(9.0年/65.8坪)
211万/坪
(12.4年/57.5坪)
センター北駅132万/坪
(30.3年/54.5坪)
187万/坪
(13.3年/42.4坪)
-
北山田駅212万/坪
(0.25年/37.8坪)
170万/坪
(10.5年/51.0坪)
125万/坪
(17.8年/93.0坪)
東山田駅148万/坪
(15.9年/56.5坪)
149万/坪
(20.0年/68.8坪)
108万/坪
(24.3年/32.9坪)
高田駅133万/坪
(9.3年/27.2坪)
141万/坪
(17.9年/39.1坪)
142万/坪
(23.1年/45.3坪)
日吉本町駅115万/坪
(26.3年/50.9坪)
149万/坪
(8.8年/47.3坪)
183万/坪
(0.25年/20.4坪)
日吉駅136万/坪
(20.5年/36.9坪)
204万/坪
(11.1年/37.6坪)
159万/坪
(7.8年/34.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

北山田駅211.6 万/坪(昨年同期比 +24.3 %)

北山田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 212万円/坪(64.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +24.3%( +41.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.3年(昨年 10.5年から -97.6 %減)。平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 51.0 坪から -25.9 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 32.5 坪から -7.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 10.5 年 → 2019年 0.3 年、-97.6 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.8 分 → 2019年 16.0 分、+25.5 %と大きく増加)

中山駅142.9 万/坪(昨年同期比 +5.4 %)

中山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 143万円/坪(43.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +5.4%( +7.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -47.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 7.6年(昨年 9.3年から -18.1 %減)。平均土地面積は 35.3 坪 (昨年 51.0 坪から -30.8 %減)。平均建物面積は 27.6 坪 (昨年 39.9 坪から -30.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 9.3 年 → 2019年 7.6 年、-18.1 %と減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 76.5 % → 2019年 62.5 %)

川和町駅96.0 万/坪(昨年同期比 -34.0 %)

川和町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.0万円/坪(29.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -34.0%( -49.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 20.4年(昨年 3.8年から +444.2 %増)。平均土地面積は 39.8 坪 (昨年 37.8 坪から +5.3 %増)。平均建物面積は 32.1 坪 (昨年 28.2 坪から +13.6 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 3.8 年 → 2019年 20.4 年、+444.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 12.5 分 → 2019年 14.5 分、+16.0 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 50.0 %)

日吉駅135.9 万/坪(昨年同期比 -33.5 %)

日吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -33.5%( -68.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて -17.6%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 20.5年(昨年 11.1年から +83.8 %増)。平均土地面積は 36.9 坪 (昨年 37.6 坪から -1.8 %減)。平均建物面積は 32.1 坪 (昨年 34.4 坪から -6.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 11.1 年 → 2019年 20.5 年、+83.8 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 14.8 分 → 2019年 17.7 分、+20.0 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.9 % → 2019年 21.4 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.8 % → 2019年 28.6 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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