中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜12月期のIRいしかわ鉄道線 (倶利伽羅駅~金沢駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.1万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +3.4%( +1.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 614 件(1年前(2018年)に比べて -1.0%( -6件/坪)と僅かに減少しています。)。
平均築年数は 23.8年(昨年 25.0年から -4.9 %減)。平均土地面積は 62.9 坪 (昨年 70.1 坪から -10.2 %減)。平均建物面積は 49.1 坪 (昨年 53.7 坪から -8.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。森本駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは森本駅で昨年に比べ +59.9 %、坪単価は 46.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(森本駅)は +59.9 %(坪単価 +17.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(金沢駅)は +2.2 %(坪単価 +1.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 26.6 % → 2019年 23.9 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.3 % → 2019年 35.2 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 1.8 % → 2019年 1.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東金沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.6万円/坪(17.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +7.5%( +4.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 24 件(1年前(2018年)に比べて +60.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった森本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.8万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +59.9%( +17.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて -17.6%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
IRいしかわ鉄道線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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倶利伽羅駅 | - | - | - |
津幡駅 | 54.2万/坪 (15.2年/62.2坪) | 52.3万/坪 (13.8年/62.7坪) | 38.0万/坪 (20.6年/66.6坪) |
森本駅 | 46.8万/坪 (20.9年/77.5坪) | 29.3万/坪 (31.4年/90.6坪) | 43.6万/坪 (24.8年/88.0坪) |
東金沢駅 | 57.6万/坪 (22.8年/77.6坪) | 53.6万/坪 (25.7年/99.5坪) | 48.1万/坪 (22.0年/79.9坪) |
金沢駅 | 55.3万/坪 (24.3年/61.9坪) | 54.1万/坪 (25.0年/68.9坪) | 51.4万/坪 (25.2年/69.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
森本駅 46.8 万/坪(昨年同期比 +59.9 %)
森本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.8万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +59.9%( +17.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて -17.6%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 20.9年(昨年 31.4年から -33.4 %減)。平均土地面積は 77.5 坪 (昨年 90.6 坪から -14.4 %減)。平均建物面積は 97.6 坪 (昨年 40.9 坪から +138.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 31.4 年 → 2019年 20.9 年、-33.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 16.7 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.8 % → 2019年 14.3 %)
金沢駅 55.3 万/坪(昨年同期比 +2.2 %)
金沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.3万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +2.2%( +1.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 554 件(1年前(2018年)に比べて -3.3%( -19件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 25.0年から -3.0 %減)。平均土地面積は 61.9 坪 (昨年 68.9 坪から -10.1 %減)。平均建物面積は 47.4 坪 (昨年 54.1 坪から -12.4 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.6 % → 2019年 24.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 34.6 % → 2019年 36.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.0 % → 2019年 25.8 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示