のと鉄道七尾線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年10月〜12月期ののと鉄道七尾線 (七尾駅穴水駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.6万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +20.9%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2020年)に比べて -30.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.4年(昨年 32.6年から +11.7 %増)。平均土地面積は 111.8 坪 (昨年 129.3 坪から -13.6 %減)。平均建物面積は 54.6 坪 (昨年 57.7 坪から -5.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。七尾駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは和倉温泉駅で昨年に比べ -44.5 %、坪単価は 8.6 万円/坪となった。

上位 1 駅(能登中島駅)は +792.3 %(坪単価 +63.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和倉温泉駅)は -44.5 %(坪単価 -6.9 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 52.2 % → 2021年 23.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 32.6 年 → 2021年 36.4 年、+11.7 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 34.8 % → 2021年 52.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった能登中島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +792.3%( +63.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった穴水駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -33.2%( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて -40.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

のと鉄道七尾線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
のと鉄道七尾線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
七尾駅17.1万/坪
(38.2年/135坪)
19.3万/坪
(27.8年/98.3坪)
23.6万/坪
(35.0年/83.7坪)
和倉温泉駅8.6万/坪
(44.3年/132坪)
15.6万/坪
(35.6年/48.6坪)
43.7万/坪
(25.3年/45.4坪)
田鶴浜駅-0.20万/坪
(0年/203坪)
-
笠師保駅---
能登中島駅71.2万/坪
(6.8年/93.8坪)
-
西岸駅---
能登鹿島駅---
穴水駅4.3万/坪
(36.6年/86.4坪)
6.4万/坪
(34.7年/175坪)
17.9万/坪
(35.6年/75.7坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

能登中島駅71.2 万/坪(昨年同期比 +792.3 %)

能登中島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +792.3%( +63.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 6.8年(昨年 21.8年から -69.0 %減)。平均建物面積は 19.7 坪 (昨年 175.5 坪から -88.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 21.8 年 → 2021年 6.8 年、-69.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 30.0 分 → 2021年 15.0 分、-50.0 %と大きく減少)

和倉温泉駅8.6 万/坪(昨年同期比 -44.5 %)

和倉温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -44.5%( -6.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 44.3年(昨年 35.6年から +24.3 %増)。平均土地面積は 131.6 坪 (昨年 48.6 坪から +170.7 %増)。平均建物面積は 142.9 坪 (昨年 32.6 坪から +338.1 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 35.6 年 → 2021年 44.3 年、+24.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 23.9 分 → 2021年 105.0 分、+340.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 % → 2021年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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