熊本電鉄菊池線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期の熊本電鉄菊池線 (上熊本駅御代志駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.5万円/坪(19.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +6.9%( +4.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 169 件(1年前(2019年)に比べて +0.6%( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。

平均築年数は 22.8年(昨年 20.7年から +10.6 %増)。平均土地面積は 93.1 坪 (昨年 87.9 坪から +6.0 %増)。平均建物面積は 41.8 坪 (昨年 42.1 坪から -0.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。池田駅亀井駅八景水谷駅黒石駅御代志駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北熊本駅で昨年に比べ +489.9 %、坪単価は 124 万円/坪となった。

上位 2 駅(北熊本駅八景水谷駅)は +279.2 %(坪単価 +60.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(堀川駅三ツ石駅)は -27.1 %(坪単価 -19.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 35.1 分 → 2020年 29.9 分、-14.9 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 32.7 % → 2020年 30.8 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 3.6 % → 2020年 4.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 20.7 年 → 2020年 22.8 年、+10.6 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 18.0 % → 2020年 25.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 29.3 % → 2020年 28.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった北熊本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +489.9%( +102.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった堀川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -33.3%( -20.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて -7.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

熊本電鉄菊池線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
熊本電鉄菊池線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
上熊本駅59.8万/坪
(28.4年/67.2坪)
59.6万/坪
(24.6年/87.4坪)
63.6万/坪
(28.8年/75.3坪)
韓々坂駅25.4万/坪
(45.8年/49.9坪)
--
池田駅66.5万/坪
(14.4年/63.5坪)
43.1万/坪
(15.8年/63.5坪)
56.0万/坪
(25.9年/54.5坪)
打越駅-53.4万/坪
(19.9年/111坪)
11.2万/坪
(49.8年/81.7坪)
坪井川公園駅---
北熊本駅124万/坪
(12.1年/146坪)
21.0万/坪
(44.0年/101坪)
44.7万/坪
(25.7年/121坪)
亀井駅70.3万/坪
(15.0年/92.8坪)
43.4万/坪
(24.6年/67.6坪)
50.5万/坪
(24.6年/110坪)
八景水谷駅43.2万/坪
(36.5年/77.1坪)
25.7万/坪
(31.5年/195坪)
45.4万/坪
(23.4年/158坪)
堀川駅40.0万/坪
(35.5年/108坪)
60.0万/坪
(21.5年/71.7坪)
61.7万/坪
(27.6年/100坪)
新須屋駅73.6万/坪
(21.5年/72.7坪)
80.9万/坪
(20.8年/120坪)
85.8万/坪
(6.1年/102坪)
須屋駅63.9万/坪
(24.0年/68.8坪)
60.4万/坪
(15.9年/56.7坪)
67.9万/坪
(14.7年/105坪)
三ツ石駅69.4万/坪
(19.3年/72.5坪)
87.7万/坪
(7.7年/62.1坪)
59.0万/坪
(18.4年/99.6坪)
黒石駅75.0万/坪
(15.2年/116坪)
62.4万/坪
(23.4年/66.2坪)
89.9万/坪
(14.2年/96.7坪)
熊本高専前駅-132万/坪
(2.3年/69.6坪)
30.3万/坪
(37.9年/81.7坪)
再春医療センター前駅94.8万/坪
(19.9年/59.7坪)
93.0万/坪
(1.9年/65.8坪)
78.4万/坪
(19.4年/65.0坪)
御代志駅58.5万/坪
(20.8年/131坪)
43.5万/坪
(22.7年/103坪)
41.6万/坪
(26.5年/114坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

北熊本駅123.7 万/坪(昨年同期比 +489.9 %)

北熊本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +489.9%( +102.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.1年(昨年 44.0年から -72.4 %減)。平均土地面積は 145.6 坪 (昨年 100.8 坪から +44.4 %増)。平均建物面積は 29.1 坪 (昨年 36.3 坪から -19.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 44.0 年 → 2020年 12.1 年、-72.4 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 25.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 10.7 分 → 2020年 11.8 分、+10.2 %と増加)

八景水谷駅43.2 万/坪(昨年同期比 +68.5 %)

八景水谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.2万円/坪(13.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +68.5%( +17.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 36.5年(昨年 31.5年から +15.7 %増)。平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 195.1 坪から -60.5 %減)。平均建物面積は 30.6 坪 (昨年 58.2 坪から -47.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 16.5 分 → 2020年 14.6 分、-11.5 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 20.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 31.5 年 → 2020年 36.5 年、+15.7 %と増加)

堀川駅40.0 万/坪(昨年同期比 -33.3 %)

堀川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -33.3%( -20.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて -7.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 35.5年(昨年 21.5年から +65.2 %増)。平均土地面積は 108.3 坪 (昨年 71.7 坪から +51.0 %増)。平均建物面積は 43.4 坪 (昨年 43.8 坪から -0.9 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 21.5 年 → 2020年 35.5 年、+65.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 23.1 % → 2020年 53.8 %)

三ツ石駅69.4 万/坪(昨年同期比 -20.9 %)

三ツ石駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.4万円/坪(21.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -20.9%( -18.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 25 件(1年前(2019年)に比べて +92.3%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.3年(昨年 7.7年から +151.4 %増)。平均土地面積は 72.5 坪 (昨年 62.1 坪から +16.7 %増)。平均建物面積は 38.8 坪 (昨年 32.1 坪から +20.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 16.2 分 → 2020年 13.1 分、-18.8 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 7.7 年 → 2020年 19.3 年、+151.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 52.2 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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