JR湖西線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR湖西線 (近江塩津駅大津京駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.8万円/坪(16.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +34.4%( +14.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 81 件(1年前(2018年)に比べて +28.6%( +18件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.3年(昨年 22.1年から -12.9 %減)。平均土地面積は 69.4 坪 (昨年 94.8 坪から -26.8 %減)。平均建物面積は 41.7 坪 (昨年 44.5 坪から -6.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 12 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全体的に上昇基調。近江中庄駅安曇川駅近江高島駅志賀駅堅田駅唐崎駅大津京駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小野駅で昨年に比べ +287.5 %、坪単価は 35.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(小野駅近江舞子駅)は +269.1 %(坪単価 +50.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新旭駅おごと温泉駅)は -35.1 %(坪単価 -12.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 22.1 年 → 2019年 19.3 年、-12.9 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 23.6 分 → 2019年 18.8 分、-20.1 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.9 % → 2019年 32.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 32.1 % → 2019年 29.9 %)

価格下落要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 1.9 % → 2019年 1.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった近江舞子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +250.8%( +74.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった新旭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -42.4%( -7.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR湖西線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR湖西線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
近江塩津駅---
永原駅---
マキノ駅46.8万/坪
(20.0年/142坪)
42.7万/坪
(13.0年/175坪)
59.8万/坪
(20.5年/172坪)
近江中庄駅41.4万/坪
(19.5年/75.1坪)
33.8万/坪
(22.0年/114坪)
-
近江今津駅26.4万/坪
(31.0年/52.2坪)
28.6万/坪
(18.5年/46.9坪)
12.9万/坪
(19.0年/49.9坪)
新旭駅10.6万/坪
(16.0年/174坪)
18.5万/坪
(21.7年/142坪)
16.5万/坪
(32.5年/194坪)
安曇川駅29.9万/坪
(2.0年/86.5坪)
22.6万/坪
(21.2年/183坪)
20.6万/坪
(17.0年/77.9坪)
近江高島駅21.8万/坪
(34.0年/69.6坪)
13.7万/坪
(13.0年/78.7坪)
17.6万/坪
(55.0年/60.5坪)
北小松駅---
近江舞子駅104万/坪
(4.5年/59.7坪)
29.8万/坪
(42.0年/79.4坪)
-
比良駅21.4万/坪
(45.4年/170坪)
-16.5万/坪
(42.0年/145坪)
志賀駅49.8万/坪
(32.0年/96.8坪)
38.6万/坪
(19.3年/77.5坪)
-
蓬莱駅40.4万/坪
(25.0年/150坪)
-1.2万/坪
(43.0年/37.8坪)
和邇駅37.8万/坪
(25.3年/74.6坪)
32.0万/坪
(37.4年/80.7坪)
33.1万/坪
(32.0年/60.5坪)
小野駅35.3万/坪
(29.0年/59.9坪)
9.1万/坪
(0年/66.6坪)
34.3万/坪
(28.7年/44.4坪)
堅田駅71.0万/坪
(14.2年/53.9坪)
57.7万/坪
(0年/72.6坪)
55.2万/坪
(6.7年/73.6坪)
おごと温泉駅45.4万/坪
(24.0年/65.4坪)
62.8万/坪
(16.7年/130坪)
44.4万/坪
(24.0年/46.0坪)
比叡山坂本駅49.6万/坪
(14.0年/43.9坪)
47.8万/坪
(20.6年/72.6坪)
44.6万/坪
(23.6年/50.2坪)
唐崎駅75.6万/坪
(11.9年/45.1坪)
57.5万/坪
(12.0年/34.3坪)
68.1万/坪
(24.0年/42.4坪)
大津京駅77.7万/坪
(16.9年/45.1坪)
55.7万/坪
(33.9年/72.0坪)
47.4万/坪
(28.4年/64.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

小野駅35.3 万/坪(昨年同期比 +287.5 %)

小野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.3万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +287.5%( +26.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 59.9 坪 (昨年 66.6 坪から -10.0 %減)。平均建物面積は 39.6 坪 (昨年 43.9 坪から -9.7 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 10.0 分 → 2019年 15.6 分、+56.0 %と大きく増加)

近江舞子駅104.4 万/坪(昨年同期比 +250.8 %)

近江舞子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +250.8%( +74.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 4.5年(昨年 42.0年から -89.3 %減)。平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 79.4 坪から -24.8 %減)。平均建物面積は 20.4 坪 (昨年 15.1 坪から +35.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 42.0 年 → 2019年 4.5 年、-89.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 22.5 分 → 2019年 14.0 分、-37.8 %と大きく減少)

新旭駅10.6 万/坪(昨年同期比 -42.4 %)

新旭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -42.4%( -7.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 16.0年(昨年 21.7年から -26.1 %減)。平均土地面積は 173.9 坪 (昨年 142.2 坪から +22.3 %増)。平均建物面積は 25.0 坪 (昨年 55.2 坪から -54.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 21.7 年 → 2019年 16.0 年、-26.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 26.2 分 → 2019年 60.0 分、+128.6 %と大きく増加)

おごと温泉駅45.4 万/坪(昨年同期比 -27.8 %)

おごと温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.4万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -27.8%( -17.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 24.0年(昨年 16.7年から +44.0 %増)。平均土地面積は 65.4 坪 (昨年 129.6 坪から -49.5 %減)。平均建物面積は 54.8 坪 (昨年 64.8 坪から -15.4 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 25.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 16.7 年 → 2019年 24.0 年、+44.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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