近江鉄道本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期の近江鉄道本線 (米原駅貴生川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +4.7%( +2.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 48 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 24.0年(昨年 21.0年から +14.3 %増)。平均土地面積は 103.5 坪 (昨年 87.1 坪から +18.8 %増)。平均建物面積は 52.9 坪 (昨年 45.7 坪から +15.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。彦根駅日野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは愛知川駅で昨年に比べ +520.1 %、坪単価は 68.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(愛知川駅日野駅)は +306.5 %(坪単価 +43.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(桜川駅水口松尾駅)は -49.3 %(坪単価 -24.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 28.1 % → 2019年 27.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 24.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 21.0 年 → 2019年 24.0 年、+14.3 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 21.9 % → 2019年 18.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった水口城南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.6万円/坪(23.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -12.0%( -10.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった桜川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.4万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -61.8%( -28.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

近江鉄道本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
近江鉄道本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
米原駅-5.5万/坪
(39.5年/59.0坪)
4.0万/坪
(51.5年/42.4坪)
鳥居本駅--115万/坪
(0.5年/60.5坪)
彦根駅47.8万/坪
(25.6年/90.4坪)
34.5万/坪
(32.5年/76.7坪)
63.4万/坪
(15.0年/88.8坪)
ひこね芹川駅---
彦根口駅---
高宮駅-79.9万/坪
(0.00年/52.9坪)
57.9万/坪
(0.5年/48.4坪)
尼子駅---
豊郷駅66.1万/坪
(0.5年/60.5坪)
-15.1万/坪
(30.0年/65.0坪)
愛知川駅68.5万/坪
(9.5年/85.7坪)
11.0万/坪
(30.3年/110坪)
31.3万/坪
(12.0年/51.4坪)
五箇荘駅-49.1万/坪
(19.5年/83.4坪)
31.2万/坪
(11.5年/103坪)
河辺の森駅-95.4万/坪
(0.00年/81.7坪)
-
八日市駅42.0万/坪
(23.8年/83.4坪)
47.1万/坪
(21.3年/98.6坪)
40.8万/坪
(5.8年/84.4坪)
長谷野駅---
大学前駅---
京セラ前駅---
桜川駅17.4万/坪
(0年/72.6坪)
45.6万/坪
(17.5年/104坪)
39.3万/坪
(21.2年/65.5坪)
朝日大塚駅7.5万/坪
(52.5年/153坪)
--
朝日野駅-9.9万/坪
(42.5年/60.5坪)
-
日野駅59.3万/坪
(10.8年/186坪)
30.7万/坪
(10.5年/145坪)
30.3万/坪
(18.5年/109坪)
水口松尾駅37.0万/坪
(34.0年/67.6坪)
58.5万/坪
(-0.50年/90.8坪)
38.3万/坪
(19.5年/60.5坪)
水口駅52.9万/坪
(26.5年/73.1坪)
79.3万/坪
(0.5年/43.9坪)
50.2万/坪
(0年/142坪)
水口石橋駅---
水口城南駅77.6万/坪
(1.5年/48.4坪)
88.2万/坪
(11.5年/69.6坪)
-
貴生川駅45.9万/坪
(37.0年/168坪)
-63.5万/坪
(13.3年/55.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

愛知川駅68.5 万/坪(昨年同期比 +520.1 %)

愛知川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.5万円/坪(20.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +520.1%( +57.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 9.5年(昨年 30.3年から -68.6 %減)。平均土地面積は 85.7 坪 (昨年 109.9 坪から -22.0 %減)。平均建物面積は 32.8 坪 (昨年 62.4 坪から -47.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 30.3 年 → 2019年 9.5 年、-68.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 18.3 分 → 2019年 15.8 分、-14.1 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 33.3 %)

日野駅59.3 万/坪(昨年同期比 +93.0 %)

日野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.3万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +93.0%( +28.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 10.8年(昨年 10.5年から +3.2 %増)。平均土地面積は 186.0 坪 (昨年 145.2 坪から +28.1 %増)。平均建物面積は 93.3 坪 (昨年 42.4 坪から +120.2 %増)。

桜川駅17.4 万/坪(昨年同期比 -61.8 %)

桜川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.4万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -61.8%( -28.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 104.4 坪から -30.4 %減)。平均建物面積は 57.5 坪 (昨年 43.9 坪から +31.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 60.0 分 → 2019年 30.0 分、-50.0 %と大きく減少)

水口松尾駅37.0 万/坪(昨年同期比 -36.7 %)

水口松尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -36.7%( -21.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 34.0年(昨年 -0.5年から -6961.6 %減)。平均土地面積は 67.6 坪 (昨年 90.8 坪から -25.6 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 39.3 坪から -7.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 -0.5 年 → 2019年 34.0 年、-6961.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 30.0 分 → 2019年 24.7 分、-17.8 %と減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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