近江鉄道八日市線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期の近江鉄道八日市線 (八日市駅近江八幡駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.2万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +5.1%( +2.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 21 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.4年(昨年 20.7年から +22.7 %増)。平均土地面積は 74.3 坪 (昨年 75.7 坪から -1.8 %減)。平均建物面積は 40.0 坪 (昨年 53.3 坪から -25.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。近江八幡駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは太郎坊宮前駅で昨年に比べ +209.1 %、坪単価は 66.1 万円/坪となった。

上位 1 駅(太郎坊宮前駅)は +209.1 %(坪単価 +44.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八日市駅)は -21.6 %(坪単価 -9.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 28.0 % → 2022年 27.8 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 20.7 年 → 2022年 25.4 年、+22.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 33.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 28.0 % → 2022年 22.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった太郎坊宮前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +209.1%( +44.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった八日市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.0万円/坪(10.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -21.6%( -9.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

近江鉄道八日市線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
近江鉄道八日市線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
八日市駅35.0万/坪
(31.7年/52.6坪)
44.6万/坪
(17.9年/114坪)
31.1万/坪
(26.9年/105坪)
新八日市駅---
太郎坊宮前駅66.1万/坪
(23.0年/333坪)
21.4万/坪
(38.0年/33.3坪)
77.2万/坪
(21.0年/95.3坪)
市辺駅11.4万/坪
(38.0年/63.5坪)
--
平田駅--6.6万/坪
(26.0年/103坪)
武佐駅---
近江八幡駅59.4万/坪
(21.8年/63.6坪)
53.3万/坪
(21.1年/55.4坪)
51.5万/坪
(25.5年/62.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

太郎坊宮前駅66.1 万/坪(昨年同期比 +209.1 %)

太郎坊宮前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +209.1%( +44.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 23.0年(昨年 38.0年から -39.5 %減)。平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 33.3 坪から +900.0 %増)。平均建物面積は 181.5 坪 (昨年 25.7 坪から +605.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 38.0 年 → 2022年 23.0 年、-39.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 8.0 分 → 2022年 4.0 分、-50.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

八日市駅35.0 万/坪(昨年同期比 -21.6 %)

八日市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.0万円/坪(10.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -21.6%( -9.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 31.7年(昨年 17.9年から +77.0 %増)。平均土地面積は 52.6 坪 (昨年 114.3 坪から -54.0 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 87.3 坪から -63.6 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 17.9 年 → 2022年 31.7 年、+77.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 % → 2022年 66.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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