中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜12月期のJR日光線 (宇都宮駅~日光駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.5万円/坪(19.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +1.9%( +1.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 258 件(1年前(2021年)に比べて -16.8%( -52件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 19.0年から +6.4 %増)。平均土地面積は 99.7 坪 (昨年 89.4 坪から +11.5 %増)。平均建物面積は 49.2 坪 (昨年 57.2 坪から -14.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。鹿沼駅、下野大沢駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは文挟駅で昨年に比べ +206.5 %、坪単価は 20.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(文挟駅、鹿沼駅)は +110.1 %(坪単価 +10.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(今市駅、宇都宮駅)は -7.0 %(坪単価 -0.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 0.6 % → 2022年 2.3 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.4 % → 2022年 3.4 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.9 % → 2022年 19.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇都宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.2万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +4.0%( +2.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 160 件(1年前(2021年)に比べて -22.7%( -47件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった今市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.9万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -18.1%( -4.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
JR日光線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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宇都宮駅 | 74.2万/坪 (19.5年/109坪) | 71.3万/坪 (18.5年/88.0坪) | 75.2万/坪 (15.8年/88.4坪) |
鶴田駅 | 73.7万/坪 (20.3年/88.0坪) | 70.5万/坪 (13.4年/83.4坪) | 86.5万/坪 (8.5年/82.5坪) |
鹿沼駅 | 56.4万/坪 (17.2年/78.2坪) | 49.6万/坪 (18.2年/89.0坪) | 47.1万/坪 (17.0年/89.8坪) |
文挟駅 | 20.6万/坪 (28.3年/138坪) | 6.7万/坪 (49.5年/98.3坪) | 8.3万/坪 (30.4年/186坪) |
下野大沢駅 | 31.7万/坪 (26.3年/89.0坪) | 27.9万/坪 (30.7年/93.2坪) | 27.9万/坪 (26.7年/66.6坪) |
今市駅 | 19.9万/坪 (40.2年/89.8坪) | 24.3万/坪 (29.8年/153坪) | 14.5万/坪 (36.3年/138坪) |
日光駅 | 20.8万/坪 (27.8年/83.2坪) | - | 7.4万/坪 (50.3年/28.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
文挟駅 20.6 万/坪(昨年同期比 +206.5 %)
文挟駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.6万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +206.5%( +13.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 28.3年(昨年 49.5年から -42.9 %減)。平均土地面積は 137.6 坪 (昨年 98.3 坪から +40.0 %増)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 34.8 坪から -26.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 49.5 年 → 2022年 28.3 年、-42.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.0 分 → 2022年 13.5 分、-25.0 %と大きく減少)
鹿沼駅 56.4 万/坪(昨年同期比 +13.7 %)
鹿沼駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.4万円/坪(17.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +13.7%( +6.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 46 件(1年前(2021年)に比べて -24.6%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.2年(昨年 18.2年から -5.6 %減)。平均土地面積は 78.2 坪 (昨年 89.0 坪から -12.2 %減)。平均建物面積は 33.6 坪 (昨年 50.9 坪から -34.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 30.8 分 → 2022年 25.7 分、-16.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 38.0 % → 2022年 25.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 36.0 % → 2022年 42.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.0 % → 2022年 17.5 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 4.0 % → 2022年 2.5 %)
今市駅 19.9 万/坪(昨年同期比 -18.1 %)
今市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.9万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -18.1%( -4.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 40.2年(昨年 29.8年から +34.9 %増)。平均土地面積は 89.8 坪 (昨年 152.8 坪から -41.2 %減)。平均建物面積は 40.1 坪 (昨年 77.7 坪から -48.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.8 分 → 2022年 13.0 分、-22.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 29.8 年 → 2022年 40.2 年、+34.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 50.0 %)
宇都宮駅 74.2 万/坪(昨年同期比 +4.0 %)
宇都宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.2万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +4.0%( +2.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 160 件(1年前(2021年)に比べて -22.7%( -47件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.5年(昨年 18.5年から +5.5 %増)。平均土地面積は 109.1 坪 (昨年 88.0 坪から +23.9 %増)。平均建物面積は 57.5 坪 (昨年 60.2 坪から -4.5 %減)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.0 % → 2022年 4.1 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 36.1 % → 2022年 31.8 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.6 % → 2022年 16.9 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 29.8 % → 2022年 28.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示