JR日光線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期のJR日光線 (宇都宮駅日光駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.1万円/坪(18.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -5.2%( -3.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 53 件(1年前(2018年)に比べて -39.1%( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 19.7年(昨年 14.7年から +33.4 %増)。平均土地面積は 94.9 坪 (昨年 75.4 坪から +25.8 %増)。平均建物面積は 60.0 坪 (昨年 47.1 坪から +27.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。宇都宮駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下野大沢駅で昨年に比べ +116.2 %、坪単価は 36.7 万円/坪となった。

上位 1 駅(下野大沢駅)は +116.2 %(坪単価 +19.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鶴田駅)は -42.7 %(坪単価 -36.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 37.9 分 → 2019年 31.6 分、-16.5 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.1 % → 2019年 3.8 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 8.6 % → 2019年 6.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 14.7 年 → 2019年 19.7 年、+33.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 32.1 % → 2019年 47.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 43.2 % → 2019年 19.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった宇都宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +7.3%( +4.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 38 件(1年前(2018年)に比べて -44.1%( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった鹿沼駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.7万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -40.9%( -23.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -18.2%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。

JR日光線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR日光線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
宇都宮駅71.2万/坪
(18.1年/85.8坪)
66.4万/坪
(15.7年/76.8坪)
74.0万/坪
(12.3年/85.2坪)
鶴田駅48.8万/坪
(14.5年/218坪)
85.1万/坪
(-0.16年/71.1坪)
72.3万/坪
(5.5年/73.1坪)
鹿沼駅33.7万/坪
(24.5年/119坪)
57.0万/坪
(12.5年/77.0坪)
63.4万/坪
(4.4年/59.2坪)
文挟駅25.1万/坪
(28.5年/60.5坪)
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下野大沢駅36.7万/坪
(24.0年/79.4坪)
17.0万/坪
(25.0年/57.5坪)
26.0万/坪
(20.5年/65.5坪)
今市駅-49.6万/坪
(1.5年/46.1坪)
26.9万/坪
(32.5年/87.7坪)
日光駅35.9万/坪
(22.5年/57.5坪)
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※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

下野大沢駅36.7 万/坪(昨年同期比 +116.2 %)

下野大沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.7万円/坪(11.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +116.2%( +19.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 24.0年(昨年 25.0年から -4.0 %減)。平均土地面積は 79.4 坪 (昨年 57.5 坪から +38.2 %増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 21.9 坪から +86.2 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 13.5 分 → 2019年 18.0 分、+33.3 %と大きく増加)

鶴田駅48.8 万/坪(昨年同期比 -42.7 %)

鶴田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.8万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -42.7%( -36.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 14.5年(昨年 -0.2年から -9028.4 %減)。平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 71.1 坪から +206.4 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 38.6 坪から +21.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 -0.2 年 → 2019年 14.5 年、-9028.4 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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