東北新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の東北新幹線 (小山駅那須塩原駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.7万円/坪(19.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +2.2%( +1.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 348 件(1年前(2018年)に比べて -14.9%( -61件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 15.1年(昨年 15.1年から -0.1 %減)。平均土地面積は 90.3 坪 (昨年 88.7 坪から +1.8 %増)。平均建物面積は 53.7 坪 (昨年 53.5 坪から +0.3 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が小幅増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が小幅減少。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。那須塩原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは那須塩原駅で昨年に比べ +38.6 %、坪単価は 49.9 万円/坪となった。

上位 1 駅(那須塩原駅)は +38.6 %(坪単価 +13.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宇都宮駅)は -1.6 %(坪単価 -1.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 9.7 % → 2019年 9.5 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 41.8 % → 2019年 39.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.4 % → 2019年 29.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった宇都宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.2万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -1.6%( -1.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 163 件(1年前(2018年)に比べて -24.9%( -54件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった那須塩原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.9万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +38.6%( +13.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2018年)に比べて -34.4%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

東北新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東北新幹線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
小山駅65.3万/坪
(12.8年/81.7坪)
63.3万/坪
(13.5年/77.7坪)
64.8万/坪
(12.7年/82.4坪)
宇都宮駅68.2万/坪
(17.5年/94.8坪)
69.3万/坪
(15.5年/92.7坪)
76.0万/坪
(13.0年/89.1坪)
那須塩原駅49.9万/坪
(14.8年/124坪)
36.0万/坪
(20.4年/122坪)
33.0万/坪
(19.5年/165坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

那須塩原駅49.9 万/坪(昨年同期比 +38.6 %)

那須塩原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.9万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +38.6%( +13.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2018年)に比べて -34.4%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 14.8年(昨年 20.4年から -27.3 %減)。平均土地面積は 123.6 坪 (昨年 121.7 坪から +1.6 %増)。平均建物面積は 52.8 坪 (昨年 53.9 坪から -2.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 20.4 年 → 2019年 14.8 年、-27.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 21.1 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 42.9 % → 2019年 36.8 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 53.4 分 → 2019年 72.0 分、+34.8 %と大きく増加)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 7.1 % → 2019年 5.3 %)

宇都宮駅68.2 万/坪(昨年同期比 -1.6 %)

宇都宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.2万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -1.6%( -1.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 163 件(1年前(2018年)に比べて -24.9%( -54件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.5年(昨年 15.5年から +12.4 %増)。平均土地面積は 94.8 坪 (昨年 92.7 坪から +2.3 %増)。平均建物面積は 62.2 坪 (昨年 61.1 坪から +1.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 0.5 % → 2019年 0.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 15.5 年 → 2019年 17.5 年、+12.4 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 31.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.5 % → 2019年 33.6 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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