JR横須賀線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期のJR横須賀線 (東京駅西大井駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 242万円/坪(73.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -11.5%( -31.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 43 件(1年前(2019年)に比べて +7.5%( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 21.4年(昨年 20.7年から +3.5 %増)。平均土地面積は 25.3 坪 (昨年 30.4 坪から -17.0 %減)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 61.5 坪から -37.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。品川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは品川駅で昨年に比べ +32.3 %、坪単価は 336 万円/坪となった。

上位 1 駅(品川駅)は +32.3 %(坪単価 +82.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西大井駅)は +3.3 %(坪単価 +7.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 21.1 % → 2020年 9.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 34.2 % → 2020年 38.1 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 10.0 % → 2020年 2.3 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 2.6 % → 2020年 2.4 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった品川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 336万円/坪(102万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +32.3%( +82.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった西大井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 224万円/坪(67.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +3.3%( +7.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 40 件(1年前(2019年)に比べて +37.9%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR横須賀線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR横須賀線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東京駅751万/坪
(0年/40.8坪)
--
新橋駅-509万/坪
(33.4年/44.8坪)
427万/坪
(34.1年/29.3坪)
品川駅336万/坪
(37.7年/25.7坪)
254万/坪
(42.2年/23.7坪)
269万/坪
(20.5年/112坪)
西大井駅224万/坪
(21.1年/24.8坪)
217万/坪
(15.5年/27.2坪)
229万/坪
(19.7年/35.5坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

品川駅336.4 万/坪(昨年同期比 +32.3 %)

品川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 336万円/坪(102万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +32.3%( +82.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 37.7年(昨年 42.2年から -10.7 %減)。平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 23.7 坪から +8.5 %増)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 32.8 坪から -10.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 42.2 年 → 2020年 37.7 年、-10.7 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 7.7 分 → 2020年 9.0 分、+17.4 %と増加)

西大井駅223.8 万/坪(昨年同期比 +3.3 %)

西大井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 224万円/坪(67.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +3.3%( +7.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 40 件(1年前(2019年)に比べて +37.9%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.1年(昨年 15.5年から +36.1 %増)。平均土地面積は 24.8 坪 (昨年 27.2 坪から -8.6 %減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 44.5 坪から -21.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.7 % → 2020年 27.5 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 21.4 % → 2020年 7.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 15.5 年 → 2020年 21.1 年、+36.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 17.9 % → 2020年 28.2 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 46.4 % → 2020年 38.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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