JR宇都宮線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期のJR宇都宮線 (上野駅赤羽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 222万円/坪(67.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +50.0%( +74.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +160.0%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 13.4年(昨年 11.3年から +19.3 %増)。平均土地面積は 50.3 坪 (昨年 23.3 坪から +115.8 %増)。平均建物面積は 80.2 坪 (昨年 69.6 坪から +15.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。赤羽駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは赤羽駅で昨年に比べ +46.1 %、坪単価は 206 万円/坪となった。

上位 1 駅(赤羽駅)は +46.1 %(坪単価 +65.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(尾久駅)は +16.3 %(坪単価 +24.9 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 8.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 11.3 年 → 2019年 13.4 年、+19.3 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.2 分 → 2019年 9.3 分、+29.3 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.0 % → 2019年 50.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった赤羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 206万円/坪(62.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +46.1%( +65.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +350.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった尾久駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 178万円/坪(53.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +16.3%( +24.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR宇都宮線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR宇都宮線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
上野駅456万/坪
(1.3年/61.3坪)
--
尾久駅178万/坪
(0.8年/45.4坪)
153万/坪
(9.9年/29.2坪)
154万/坪
(13.3年/18.2坪)
赤羽駅206万/坪
(19.6年/48.9坪)
141万/坪
(13.3年/14.4坪)
149万/坪
(17.0年/26.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

赤羽駅206.4 万/坪(昨年同期比 +46.1 %)

赤羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 206万円/坪(62.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +46.1%( +65.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +350.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.6年(昨年 13.3年から +48.1 %増)。平均土地面積は 48.9 坪 (昨年 14.4 坪から +240.4 %増)。平均建物面積は 71.6 坪 (昨年 25.7 坪から +178.4 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 12.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 13.3 年 → 2019年 19.6 年、+48.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.0 分 → 2019年 10.8 分、+34.7 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 25.0 %)

尾久駅178.0 万/坪(昨年同期比 +16.3 %)

尾久駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 178万円/坪(53.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +16.3%( +24.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.8年(昨年 9.9年から -92.4 %減)。平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 29.2 坪から +55.2 %増)。平均建物面積は 136.9 坪 (昨年 98.8 坪から +38.5 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 9.9 年 → 2019年 0.8 年、-92.4 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 6.7 分 → 2019年 7.5 分、+12.5 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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