JR南武線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期のJR南武線 (矢野口駅立川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 123万円/坪(37.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -10.5%( -14.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 41 件(1年前(2018年)に比べて +41.4%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.3年(昨年 11.2年から +64.2 %増)。平均土地面積は 52.7 坪 (昨年 40.6 坪から +29.7 %増)。平均建物面積は 53.1 坪 (昨年 63.9 坪から -16.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。矢川駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは矢川駅で昨年に比べ +16.3 %、坪単価は 126 万円/坪となった。

上位 2 駅(矢川駅矢野口駅)は +12.2 %(坪単価 +13.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(分倍河原駅西府駅)は -51.7 %(坪単価 -81.8 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 11.2 年 → 2019年 18.3 年、+64.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.3 分 → 2019年 12.0 分、+28.6 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 59.3 % → 2019年 36.1 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.4 % → 2019年 13.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった立川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 140万円/坪(42.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -3.0%( -4.4万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて +37.5%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった分倍河原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.9万円/坪(19.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -60.1%( -97.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

JR南武線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR南武線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
矢野口駅132万/坪
(0.5年/22.7坪)
122万/坪
(10.5年/40.8坪)
229万/坪
(0.5年/34.3坪)
稲城長沼駅136万/坪
(9.5年/33.3坪)
126万/坪
(9.4年/42.1坪)
136万/坪
(15.0年/41.6坪)
南多摩駅-174万/坪
(0.5年/43.9坪)
-
府中本町駅161万/坪
(8.3年/114坪)
-151万/坪
(14.8年/40.1坪)
分倍河原駅64.9万/坪
(37.5年/13.6坪)
163万/坪
(0.5年/36.3坪)
144万/坪
(13.8年/35.3坪)
西府駅86.2万/坪
(0年/84.7坪)
152万/坪
(0.8年/32.3坪)
131万/坪
(24.0年/37.8坪)
谷保駅88.4万/坪
(30.7年/42.8坪)
-124万/坪
(21.0年/26.8坪)
矢川駅126万/坪
(12.3年/33.7坪)
109万/坪
(21.0年/44.6坪)
146万/坪
(0.5年/33.8坪)
西国立駅126万/坪
(18.3年/45.8坪)
174万/坪
(0年/33.3坪)
135万/坪
(7.3年/36.7坪)
立川駅140万/坪
(15.9年/60.8坪)
144万/坪
(15.9年/42.9坪)
143万/坪
(15.4年/48.7坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

矢川駅126.4 万/坪(昨年同期比 +16.3 %)

矢川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +16.3%( +17.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 12.3年(昨年 21.0年から -41.7 %減)。平均土地面積は 33.7 坪 (昨年 44.6 坪から -24.6 %減)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 61.6 坪から -54.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 21.0 年 → 2019年 12.3 年、-41.7 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.5 分 → 2019年 11.5 分、+35.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)

矢野口駅132.2 万/坪(昨年同期比 +8.1 %)

矢野口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +8.1%( +9.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.5年(昨年 10.5年から -95.2 %減)。平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 40.8 坪から -44.4 %減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 33.3 坪から -18.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 10.5 年 → 2019年 0.5 年、-95.2 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.0 分 → 2019年 11.0 分、+57.1 %と大きく増加)

分倍河原駅64.9 万/坪(昨年同期比 -60.1 %)

分倍河原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.9万円/坪(19.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -60.1%( -97.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 37.5年(昨年 0.5年から +7344.6 %増)。平均土地面積は 13.6 坪 (昨年 36.3 坪から -62.5 %減)。平均建物面積は 17.4 坪 (昨年 26.5 坪から -34.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.0 分 → 2019年 10.0 分、-23.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 0.5 年 → 2019年 37.5 年、+7344.6 %と大きく増加)

西府駅86.2 万/坪(昨年同期比 -43.3 %)

西府駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.2万円/坪(26.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -43.3%( -65.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 32.3 坪から +162.5 %増)。平均建物面積は 139.2 坪 (昨年 26.2 坪から +430.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.3 分 → 2019年 9.0 分、-32.5 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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