JR京葉線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期のJR京葉線 (東京駅葛西臨海公園駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 310万円/坪(93.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -41.7%( -221.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて -58.1%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 19.9年(昨年 28.9年から -31.4 %減)。平均土地面積は 40.3 坪 (昨年 57.1 坪から -29.5 %減)。平均建物面積は 109.7 坪 (昨年 103.4 坪から +6.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。葛西臨海公園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは葛西臨海公園駅で昨年に比べ +51.0 %、坪単価は 199 万円/坪となった。

上位 1 駅(葛西臨海公園駅)は +51.0 %(坪単価 +67.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八丁堀駅)は -37.6 %(坪単価 -223.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 28.9 年 → 2020年 19.9 年、-31.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 9.4 分 → 2020年 6.7 分、-28.8 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 36.7 % → 2020年 53.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.5 % → 2020年 23.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 34.6 % → 2020年 46.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった八丁堀駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 370万円/坪(112万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -37.6%( -223.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -58.3%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった潮見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 138万円/坪(41.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -27.6%( -52.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR京葉線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR京葉線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東京駅751万/坪
(0年/40.8坪)
--
八丁堀駅370万/坪
(30.8年/49.3坪)
593万/坪
(44.3年/35.9坪)
387万/坪
(36.3年/40.0坪)
越中島駅250万/坪
(3.5年/15.1坪)
271万/坪
(21.0年/22.7坪)
331万/坪
(3.0年/31.0坪)
潮見駅138万/坪
(34.4年/67.3坪)
191万/坪
(19.3年/51.4坪)
270万/坪
(0.8年/42.4坪)
新木場駅-1,925万/坪
(36.0年/172坪)
223万/坪
(35.3年/139坪)
葛西臨海公園駅199万/坪
(12.5年/28.0坪)
132万/坪
(15.4年/83.6坪)
161万/坪
(8.6年/49.0坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

葛西臨海公園駅198.9 万/坪(昨年同期比 +51.0 %)

葛西臨海公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 199万円/坪(60.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +51.0%( +67.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 12.5年(昨年 15.4年から -18.9 %減)。平均土地面積は 28.0 坪 (昨年 83.6 坪から -66.5 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 161.6 坪から -85.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 15.4 年 → 2020年 12.5 年、-18.9 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 19.4 分 → 2020年 23.0 分、+18.4 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 50.0 %)

八丁堀駅369.7 万/坪(昨年同期比 -37.6 %)

八丁堀駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 370万円/坪(112万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -37.6%( -223.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -58.3%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 30.8年(昨年 44.3年から -30.6 %減)。平均土地面積は 49.3 坪 (昨年 35.9 坪から +37.3 %増)。平均建物面積は 176.4 坪 (昨年 68.8 坪から +156.3 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 44.3 年 → 2020年 30.8 年、-30.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 3.2 分 → 2020年 2.8 分、-12.0 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 62.5 % → 2020年 20.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 60.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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