都営新宿線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜3月期の都営新宿線 (新宿駅篠崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 226万円/坪(68.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +42.5%( +67.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 94 件(1年前(2019年)に比べて +49.2%( +31件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.2年(昨年 19.5年から +3.7 %増)。平均土地面積は 32.5 坪 (昨年 43.6 坪から -25.4 %減)。平均建物面積は 60.8 坪 (昨年 61.4 坪から -1.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。曙橋駅菊川駅住吉駅篠崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは菊川駅で昨年に比べ +87.5 %、坪単価は 319 万円/坪となった。

上位 2 駅(菊川駅住吉駅)は +59.8 %(坪単価 +104.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(神保町駅瑞江駅)は -43.2 %(坪単価 -145.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 35.0 % → 2020年 41.1 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 6.3 % → 2020年 9.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 26.7 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 21.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった菊川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 319万円/坪(96.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +87.5%( +148.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった森下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.6万円/坪(29.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -16.0%( -18.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

都営新宿線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
都営新宿線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新宿駅862万/坪
(42.0年/35.8坪)
--
新宿三丁目駅1,146万/坪
(51.5年/18.2坪)
--
曙橋駅269万/坪
(27.7年/58.0坪)
218万/坪
(25.5年/73.7坪)
271万/坪
(21.3年/48.1坪)
市ケ谷駅--285万/坪
(37.0年/283坪)
九段下駅614万/坪
(30.0年/76.1坪)
-271万/坪
(36.0年/19.7坪)
神保町駅165万/坪
(50.0年/12.1坪)
420万/坪
(26.5年/33.3坪)
-
小川町駅320万/坪
(37.0年/30.3坪)
-239万/坪
(38.0年/25.7坪)
岩本町駅429万/坪
(34.0年/30.3坪)
--
馬喰横山駅180万/坪
(35.0年/20.4坪)
-237万/坪
(22.0年/16.6坪)
浜町駅--122万/坪
(44.0年/19.7坪)
森下駅96.6万/坪
(59.0年/21.2坪)
115万/坪
(33.0年/33.3坪)
256万/坪
(21.5年/95.3坪)
菊川駅319万/坪
(35.0年/142坪)
170万/坪
(51.0年/13.6坪)
284万/坪
(40.4年/69.6坪)
住吉駅246万/坪
(14.5年/49.2坪)
186万/坪
(31.9年/34.8坪)
372万/坪
(23.8年/33.7坪)
西大島駅163万/坪
(25.0年/34.5坪)
182万/坪
(12.0年/28.7坪)
134万/坪
(18.5年/32.8坪)
大島駅156万/坪
(17.0年/21.2坪)
177万/坪
(7.0年/20.6坪)
185万/坪
(26.5年/25.7坪)
東大島駅136万/坪
(18.6年/19.4坪)
142万/坪
(1.0年/16.6坪)
168万/坪
(8.5年/49.2坪)
船堀駅149万/坪
(6.3年/27.2坪)
134万/坪
(14.9年/66.8坪)
109万/坪
(28.3年/67.6坪)
一之江駅134万/坪
(14.1年/32.2坪)
142万/坪
(19.8年/37.8坪)
159万/坪
(8.3年/26.3坪)
瑞江駅103万/坪
(16.2年/26.2坪)
139万/坪
(15.6年/57.3坪)
122万/坪
(16.2年/29.7坪)
篠崎駅154万/坪
(16.2年/31.1坪)
123万/坪
(19.2年/25.6坪)
204万/坪
(4.9年/47.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

菊川駅318.8 万/坪(昨年同期比 +87.5 %)

菊川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 319万円/坪(96.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +87.5%( +148.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 35.0年(昨年 51.0年から -31.4 %減)。平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 13.6 坪から +944.4 %増)。平均建物面積は 169.4 坪 (昨年 21.2 坪から +700.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 51.0 年 → 2020年 35.0 年、-31.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.0 分 → 2020年 9.0 分、+125.0 %と大きく増加)

住吉駅245.7 万/坪(昨年同期比 +32.2 %)

住吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 246万円/坪(74.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +32.2%( +59.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 14.5年(昨年 31.9年から -54.4 %減)。平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 34.8 坪から +41.3 %増)。平均建物面積は 238.2 坪 (昨年 85.7 坪から +177.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 31.9 年 → 2020年 14.5 年、-54.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 9.7 分 → 2020年 2.5 分、-74.1 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 50.0 %)

神保町駅165.3 万/坪(昨年同期比 -60.7 %)

神保町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(50.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -60.7%( -255.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 50.0年(昨年 26.5年から +88.7 %増)。平均土地面積は 12.1 坪 (昨年 33.3 坪から -63.6 %減)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 232.9 坪から -80.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 26.5 年 → 2020年 50.0 年、+88.7 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 2.5 分 → 2020年 4.0 分、+60.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)

瑞江駅103.3 万/坪(昨年同期比 -25.7 %)

瑞江駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -25.7%( -35.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 16.2年(昨年 15.6年から +4.0 %増)。平均土地面積は 26.2 坪 (昨年 57.3 坪から -54.2 %減)。平均建物面積は 32.1 坪 (昨年 111.1 坪から -71.1 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.7 分 → 2020年 12.8 分、+32.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 28.6 % → 2020年 60.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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