西武池袋線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期の西武池袋線 (池袋駅秋津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 163万円/坪(49.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -3.0%( -5.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 188 件(1年前(2018年)に比べて +0.5%( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。

平均築年数は 11.7年(昨年 8.4年から +38.1 %増)。平均土地面積は 36.4 坪 (昨年 38.6 坪から -5.8 %減)。平均建物面積は 36.2 坪 (昨年 37.5 坪から -3.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。秋津駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは池袋駅で昨年に比べ +135.9 %、坪単価は 590 万円/坪となった。

上位 2 駅(池袋駅秋津駅)は +83.6 %(坪単価 +186.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(東長崎駅富士見台駅)は -40.9 %(坪単価 -96.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.1 % → 2019年 1.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 8.4 年 → 2019年 11.7 年、+38.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.7 % → 2019年 11.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 15.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった池袋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 590万円/坪(179万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +135.9%( +340.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった清瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -2.9%( -3.3万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて -56.2%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。

西武池袋線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
西武池袋線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
池袋駅590万/坪
(37.4年/20.2坪)
250万/坪
(14.0年/75.6坪)
277万/坪
(24.7年/61.4坪)
椎名町駅230万/坪
(21.8年/43.3坪)
218万/坪
(17.2年/36.3坪)
110万/坪
(31.7年/31.3坪)
東長崎駅111万/坪
(44.5年/22.7坪)
243万/坪
(16.3年/23.8坪)
160万/坪
(17.0年/22.7坪)
江古田駅176万/坪
(51.0年/15.1坪)
187万/坪
(22.5年/28.7坪)
191万/坪
(6.0年/40.1坪)
桜台駅262万/坪
(0.7年/53.4坪)
261万/坪
(6.6年/33.8坪)
210万/坪
(26.0年/39.3坪)
練馬駅193万/坪
(17.0年/83.5坪)
240万/坪
(6.5年/38.6坪)
212万/坪
(10.9年/82.8坪)
中村橋駅177万/坪
(14.1年/29.3坪)
216万/坪
(2.5年/25.7坪)
168万/坪
(6.0年/40.8坪)
富士見台駅160万/坪
(16.0年/28.5坪)
221万/坪
(4.3年/25.4坪)
176万/坪
(25.0年/44.5坪)
練馬高野台駅166万/坪
(11.0年/85.6坪)
210万/坪
(6.0年/35.8坪)
155万/坪
(23.9年/59.7坪)
石神井公園駅191万/坪
(10.7年/37.2坪)
218万/坪
(8.9年/35.4坪)
185万/坪
(4.6年/34.9坪)
大泉学園駅133万/坪
(17.3年/30.9坪)
155万/坪
(9.7年/60.7坪)
155万/坪
(15.7年/44.1坪)
保谷駅165万/坪
(5.5年/31.6坪)
142万/坪
(9.8年/32.6坪)
137万/坪
(9.8年/47.9坪)
ひばりケ丘駅153万/坪
(3.6年/32.7坪)
159万/坪
(6.3年/38.2坪)
146万/坪
(11.0年/27.4坪)
東久留米駅131万/坪
(7.0年/37.1坪)
127万/坪
(8.5年/33.2坪)
142万/坪
(8.5年/38.4坪)
清瀬駅110万/坪
(9.1年/31.0坪)
113万/坪
(4.6年/37.7坪)
108万/坪
(8.1年/41.0坪)
秋津駅138万/坪
(4.6年/37.8坪)
105万/坪
(15.5年/37.5坪)
119万/坪
(11.6年/36.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

池袋駅590.2 万/坪(昨年同期比 +135.9 %)

池袋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 590万円/坪(179万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +135.9%( +340.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 37.4年(昨年 14.0年から +166.7 %増)。平均土地面積は 20.2 坪 (昨年 75.6 坪から -73.3 %減)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 111.9 坪から -37.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.0 分 → 2019年 4.3 分、-51.9 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 14.0 年 → 2019年 37.4 年、+166.7 %と大きく増加)

秋津駅138.3 万/坪(昨年同期比 +31.3 %)

秋津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 138万円/坪(41.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +31.3%( +33.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 4.6年(昨年 15.5年から -70.5 %減)。平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 37.5 坪から +0.8 %増)。平均建物面積は 30.5 坪 (昨年 38.6 坪から -20.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 15.5 年 → 2019年 4.6 年、-70.5 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 85.7 %)

東長崎駅110.6 万/坪(昨年同期比 -54.6 %)

東長崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -54.6%( -132.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 44.5年(昨年 16.3年から +173.8 %増)。平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 23.8 坪から -4.8 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 35.9 坪から -32.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 7.8 分 → 2019年 6.5 分、-16.1 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 16.3 年 → 2019年 44.5 年、+173.8 %と大きく増加)

富士見台駅160.3 万/坪(昨年同期比 -27.3 %)

富士見台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 160万円/坪(48.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -27.3%( -60.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて +120.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.0年(昨年 4.3年から +276.5 %増)。平均土地面積は 28.5 坪 (昨年 25.4 坪から +12.0 %増)。平均建物面積は 27.0 坪 (昨年 25.3 坪から +6.4 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 4.3 年 → 2019年 16.0 年、+276.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 9.2 分 → 2019年 10.8 分、+17.6 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 54.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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