西武多摩川線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年10月〜12月期の西武多摩川線 (武蔵境駅是政駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 188万円/坪(56.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +5.3%( +9.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 53 件(1年前(2019年)に比べて +103.8%( +27件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 5.0年(昨年 15.4年から -67.8 %減)。平均土地面積は 37.9 坪 (昨年 61.1 坪から -38.0 %減)。平均建物面積は 29.0 坪 (昨年 51.5 坪から -43.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。武蔵境駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは競艇場前駅で昨年に比べ +300.7 %、坪単価は 147 万円/坪となった。

上位 1 駅(競艇場前駅)は +300.7 %(坪単価 +110.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(多磨駅)は -22.4 %(坪単価 -42.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 15.4 年 → 2020年 5.0 年、-67.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 38.5 % → 2020年 68.1 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 23.1 % → 2020年 2.1 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 11.5 % → 2020年 7.5 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 3.8 % → 2020年 2.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった武蔵境駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 208万円/坪(62.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +15.2%( +27.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 26 件(1年前(2019年)に比べて +62.5%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった多磨駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 147万円/坪(44.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -22.4%( -42.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

西武多摩川線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
西武多摩川線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
武蔵境駅208万/坪
(5.5年/43.5坪)
180万/坪
(17.1年/63.7坪)
185万/坪
(13.7年/44.7坪)
新小金井駅183万/坪
(7.3年/34.2坪)
193万/坪
(7.0年/46.6坪)
193万/坪
(1.1年/30.3坪)
多磨駅147万/坪
(4.0年/29.0坪)
189万/坪
(15.5年/79.4坪)
152万/坪
(-0.25年/33.3坪)
白糸台駅201万/坪
(1.5年/33.6坪)
-73.5万/坪
(25.8年/28.7坪)
競艇場前駅147万/坪
(0.8年/28.7坪)
36.6万/坪
(29.8年/19.7坪)
225万/坪
(39.3年/44.6坪)
是政駅129万/坪
(0.8年/39.3坪)
-140万/坪
(13.8年/32.5坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

競艇場前駅146.7 万/坪(昨年同期比 +300.7 %)

競艇場前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 147万円/坪(44.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +300.7%( +110.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.8年(昨年 29.8年から -97.5 %減)。平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 19.7 坪から +46.2 %増)。平均建物面積は 26.1 坪 (昨年 19.7 坪から +32.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 29.8 年 → 2020年 0.8 年、-97.5 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.0 分 → 2020年 7.5 分、+87.5 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 25.0 %)

多磨駅146.5 万/坪(昨年同期比 -22.4 %)

多磨駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 147万円/坪(44.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -22.4%( -42.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 4.0年(昨年 15.5年から -74.5 %減)。平均土地面積は 29.0 坪 (昨年 79.4 坪から -63.4 %減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 38.6 坪から -33.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 15.5 年 → 2020年 4.0 年、-74.5 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 80.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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