東武東上本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期の東武東上本線 (池袋駅成増駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(50.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +4.5%( +7.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 62 件(1年前(2018年)に比べて +8.8%( +5件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 22.1年(昨年 16.7年から +32.7 %増)。平均土地面積は 37.4 坪 (昨年 32.3 坪から +15.7 %増)。平均建物面積は 41.1 坪 (昨年 46.8 坪から -12.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全体的に上昇基調。下板橋駅ときわ台駅成増駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはときわ台駅で昨年に比べ +51.7 %、坪単価は 252 万円/坪となった。

上位 2 駅(ときわ台駅成増駅)は +50.6 %(坪単価 +75.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(池袋駅下赤塚駅)は -49.2 %(坪単価 -122.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 11.2 分 → 2019年 9.2 分、-17.6 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 28.8 % → 2019年 23.2 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.5 % → 2019年 4.8 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 16.7 年 → 2019年 22.1 年、+32.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.5 % → 2019年 28.6 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 44.2 % → 2019年 39.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となったときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 252万円/坪(76.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +51.7%( +86.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった池袋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -63.3%( -176.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

東武東上本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東武東上本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
池袋駅102万/坪
(36.3年/72.6坪)
278万/坪
(7.3年/42.0坪)
241万/坪
(50.0年/35.7坪)
北池袋駅247万/坪
(15.3年/48.0坪)
242万/坪
(27.3年/31.8坪)
180万/坪
(25.6年/46.4坪)
下板橋駅149万/坪
(38.8年/21.7坪)
121万/坪
(39.6年/22.2坪)
102万/坪
(12.3年/19.7坪)
大山駅137万/坪
(27.3年/25.4坪)
187万/坪
(23.5年/22.4坪)
201万/坪
(3.8年/31.4坪)
中板橋駅157万/坪
(26.5年/36.9坪)
146万/坪
(16.6年/52.2坪)
195万/坪
(6.0年/20.8坪)
ときわ台駅252万/坪
(14.1年/74.3坪)
166万/坪
(10.5年/34.8坪)
173万/坪
(14.1年/26.8坪)
上板橋駅126万/坪
(28.3年/32.1坪)
160万/坪
(8.3年/30.6坪)
191万/坪
(18.4年/37.6坪)
東武練馬駅127万/坪
(21.7年/26.3坪)
123万/坪
(22.8年/30.1坪)
91.5万/坪
(29.0年/44.9坪)
下赤塚駅128万/坪
(19.8年/32.7坪)
197万/坪
(6.3年/28.4坪)
193万/坪
(3.7年/30.6坪)
成増駅197万/坪
(15.4年/33.0坪)
132万/坪
(17.6年/26.7坪)
133万/坪
(16.5年/37.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

ときわ台駅252.2 万/坪(昨年同期比 +51.7 %)

ときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 252万円/坪(76.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +51.7%( +86.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 14.1年(昨年 10.5年から +34.1 %増)。平均土地面積は 74.3 坪 (昨年 34.8 坪から +113.7 %増)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 31.3 坪から +4.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 8.6 分 → 2019年 7.6 分、-12.0 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 28.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 10.5 年 → 2019年 14.1 年、+34.1 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 33.3 %)

成増駅196.8 万/坪(昨年同期比 +49.4 %)

成増駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 197万円/坪(59.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +49.4%( +65.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて +37.5%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.4年(昨年 17.6年から -12.9 %減)。平均土地面積は 33.0 坪 (昨年 26.7 坪から +23.8 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 28.7 坪から +21.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 17.6 年 → 2019年 15.4 年、-12.9 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 14.1 分 → 2019年 9.9 分、-29.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 60.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 30.0 %)

池袋駅102.1 万/坪(昨年同期比 -63.3 %)

池袋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -63.3%( -176.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.3年(昨年 7.3年から +399.9 %増)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 42.0 坪から +73.0 %増)。平均建物面積は 205.7 坪 (昨年 171.4 坪から +20.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.2 分 → 2019年 7.0 分、-24.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 7.3 年 → 2019年 36.3 年、+399.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 100.0 %)

下赤塚駅127.6 万/坪(昨年同期比 -35.1 %)

下赤塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 128万円/坪(38.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -35.1%( -68.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.8年(昨年 6.3年から +215.9 %増)。平均土地面積は 32.7 坪 (昨年 28.4 坪から +15.2 %増)。平均建物面積は 34.0 坪 (昨年 28.7 坪から +18.4 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 25.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 6.3 年 → 2019年 19.8 年、+215.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.0 分 → 2019年 11.4 分、+42.5 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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