東武伊勢崎線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期の東武伊勢崎線 (浅草駅竹ノ塚駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(46.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -9.0%( -15.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 87 件(1年前(2018年)に比べて +10.1%( +8件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 19.5年(昨年 28.9年から -32.5 %減)。平均土地面積は 30.6 坪 (昨年 34.1 坪から -10.1 %減)。平均建物面積は 42.5 坪 (昨年 48.9 坪から -13.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。とうきょうスカイツリー駅押上駅鐘ケ淵駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小菅駅で昨年に比べ +156.5 %、坪単価は 269 万円/坪となった。

上位 2 駅(小菅駅とうきょうスカイツリー駅)は +126.5 %(坪単価 +205.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(五反野駅浅草駅)は -29.0 %(坪単価 -62.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 28.9 年 → 2019年 19.5 年、-32.5 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 23.0 % → 2019年 42.7 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 43.2 % → 2019年 22.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.3 % → 2019年 25.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 21.5 % → 2019年 17.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となったとうきょうスカイツリー駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 503万円/坪(152万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +96.5%( +247.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった西新井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -5.0%( -5.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

東武伊勢崎線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東武伊勢崎線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
浅草駅213万/坪
(37.6年/28.4坪)
281万/坪
(50.5年/32.8坪)
233万/坪
(25.3年/30.1坪)
とうきょうスカイツリー駅503万/坪
(49.3年/103坪)
256万/坪
(32.3年/46.9坪)
-
押上駅224万/坪
(41.6年/56.3坪)
170万/坪
(39.9年/28.7坪)
116万/坪
(42.8年/62.0坪)
曳舟駅184万/坪
(17.0年/18.2坪)
182万/坪
(29.9年/41.1坪)
170万/坪
(14.3年/30.3坪)
東向島駅119万/坪
(18.3年/21.4坪)
152万/坪
(32.5年/44.2坪)
118万/坪
(26.9年/19.3坪)
鐘ケ淵駅134万/坪
(14.1年/16.9坪)
80.2万/坪
(26.3年/18.2坪)
94.6万/坪
(20.9年/19.3坪)
堀切駅205万/坪
(30.3年/46.9坪)
--
牛田駅186万/坪
(30.3年/66.6坪)
-88.2万/坪
(42.3年/15.1坪)
北千住駅170万/坪
(22.8年/26.3坪)
185万/坪
(22.2年/17.5坪)
131万/坪
(20.9年/24.5坪)
小菅駅269万/坪
(1.3年/56.0坪)
105万/坪
(18.3年/16.6坪)
182万/坪
(0.25年/52.9坪)
五反野駅111万/坪
(25.5年/27.2坪)
169万/坪
(33.6年/81.7坪)
156万/坪
(9.6年/23.1坪)
梅島駅129万/坪
(17.4年/25.3坪)
125万/坪
(17.1年/44.8坪)
125万/坪
(7.1年/29.7坪)
西新井駅102万/坪
(17.4年/42.0坪)
107万/坪
(26.3年/36.8坪)
138万/坪
(0.4年/23.7坪)
竹ノ塚駅125万/坪
(11.3年/28.9坪)
117万/坪
(18.0年/29.5坪)
141万/坪
(10.6年/33.7坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

小菅駅269.4 万/坪(昨年同期比 +156.5 %)

小菅駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 269万円/坪(81.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +156.5%( +164.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 1.3年(昨年 18.3年から -93.1 %減)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 16.6 坪から +236.4 %増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 25.7 坪から +58.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 18.3 年 → 2019年 1.3 年、-93.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.0 分 → 2019年 9.0 分、+50.0 %と大きく増加)

とうきょうスカイツリー駅503.1 万/坪(昨年同期比 +96.5 %)

とうきょうスカイツリー駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 503万円/坪(152万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +96.5%( +247.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 49.3年(昨年 32.3年から +52.7 %増)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 46.9 坪から +119.4 %増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 54.5 坪から +27.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 32.3 年 → 2019年 49.3 年、+52.7 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.5 分 → 2019年 8.0 分、+77.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

五反野駅111.4 万/坪(昨年同期比 -34.1 %)

五反野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -34.1%( -57.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.5年(昨年 33.6年から -24.2 %減)。平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 81.7 坪から -66.7 %減)。平均建物面積は 29.0 坪 (昨年 39.3 坪から -26.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 33.6 年 → 2019年 25.5 年、-24.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 20.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 40.0 %)

浅草駅213.2 万/坪(昨年同期比 -24.0 %)

浅草駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 213万円/坪(64.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -24.0%( -67.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて -42.9%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 37.6年(昨年 50.5年から -25.5 %減)。平均土地面積は 28.4 坪 (昨年 32.8 坪から -13.7 %減)。平均建物面積は 67.1 坪 (昨年 74.3 坪から -9.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 50.5 年 → 2019年 37.6 年、-25.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 91.7 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.0 分 → 2019年 8.2 分、+37.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 8.3 % → 2019年 66.7 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 35.7 % → 2019年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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